新規事業は、企業にとって成長の原動力であり、不可欠の要素です。しかしながら、失敗して撤退時期を誤れば、経営を揺るがしかねない両刃の剣といえましょう。
意外に思われるかもしれませんが、新規事業の成否は、事前調査によってかなりの精度で予測することができます。計画の見直しにより、成功確率を高めることも可能です。
また、一度事業が動き出せば、様々な予期せぬ展開が待ち受けており、正確な状況判断に基づく的確な意思決定が求められます。その際、変化に動じない備えと思考法が重要です。
200件近い新規事業に携わり、現場で培ってきた経験に基づき、新規事業部門のリーダー、企画担当者及びそれを目指すビジネスパーソンにとって必要な思考法を、事例を交えて分かり易く解説します。