ウェアラブル機器・端末に関わる法的問題点とプライバシーへの対応策

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本セミナーでは、注目が高まるウェアラブル技術がもたらす「新たなプライバシー問題」について、本格的な普及へ向け、開発する側が押さえておくべき法律面での課題や問題点を徹底解説いたします。

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プログラム

ウェアラブル機器・端末の普及が目前とされているが、法的対応は未整備である。基本的にはプライバシーの権利が問題となり、非装着者のプライバシーと、装着者のプライバシーに分けて検討する必要がある。  また、近年盛んに研究されている、視線解析の有するプライバシー問題についても、あわせて検討する。  具体的には、プライバシー保護法及び個人情報保護法改正に関する歴史的背景および最新の情報を概観したのち、裁判例等を参照しつつ、具体的に問題となった事例を題材に、ウェアラブル機器・端末の法的問題点をわかりやすく解説したい。

  1. プライバシーの権利とは
    1. プライバシーの権利の歴史
    2. 日本におけるプライバシー概念の生成
    3. 個人情報保護法とその改正
  2. 非装着者のプライバシー
    1. Google glassについて
    2. 日本における裁判例
    3. 観光地での無許可撮影はなぜ許されるのか
    4. 着衣の女性を撮影することとプライバシー
    5. JR大阪駅問題について
  3. 装着者のプライバシー
    1. プライバシー情報の種類
    2. 事前同意の問題について
    3. 実践例の問題について
    4. 経産省ガイドラインについて
    5. SUICA問題について
  4. 視線 (内心) の解析について
    1. 内心の数値化とプライバシー
    2. 内心の数値化と法律

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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