本セミナーでは、注目が高まるウェアラブル技術がもたらす「新たなプライバシー問題」について、本格的な普及へ向け、開発する側が押さえておくべき法律面での課題や問題点を徹底解説いたします。
ウェアラブル機器・端末の普及が目前とされているが、法的対応は未整備である。基本的にはプライバシーの権利が問題となり、非装着者のプライバシーと、装着者のプライバシーに分けて検討する必要がある。 また、近年盛んに研究されている、視線解析の有するプライバシー問題についても、あわせて検討する。 具体的には、プライバシー保護法及び個人情報保護法改正に関する歴史的背景および最新の情報を概観したのち、裁判例等を参照しつつ、具体的に問題となった事例を題材に、ウェアラブル機器・端末の法的問題点をわかりやすく解説したい。