本セミナーは、フィラーの表面処理の理論と実際から解説し、窒化物フィラーの分散・表面改質技術とコンポジット材料の熱伝導率向上・設計・評価について詳解いたします。
[10:30~14:20 途中、昼食12:00~12:50]
高熱伝導率のコンポジット材料を得るためには、ポリマーに熱伝導性フィラーを高充填させる必要がある。そのためにはフィラーの本質を知り、表面処理を使いこなさなければ差別化を図ることが出来ない。 そこでフィラー、表面処理、混合・混練の理論と実際を系統的に説明し、コンポジット材料の本質を理解頂き、聴講者の疑問に答え、開発のヒントとなることを目的に講演する。
[14:30~16:30]
近年、コンポジット材料の熱伝導率を格段に向上させる微視構造設計手法として、フィラーのハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術が注目されており、窒化物フィラーは有効な高熱伝導性フィラーとして期待されている。 本セミナーでは、窒化物フィラーの分散・表面改質技術と窒化物フィラーを用いたコンポジット材料の熱伝導率向上のための微視構造設計・特性評価技術について概説する。