耐熱性向上・強靭化を目的とした樹脂の分子複合化

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本セミナーでは、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリベンゾオキサジン、ポリイミドを分子複合化の素材として取り上げ、いろいろな分子複合化の手法で耐熱性や靱性などがどのように変化するかを例を挙げて解説いたします。

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プログラム

樹脂の耐熱性は樹脂の最も重要な基本物性であり、使用環境や成形条件などによって選ばれる樹脂が決まる。樹脂の耐熱性や靱性は樹脂の分子構造によっておおよそ決まるが、分子複合化の手法でもかなりの範囲で制御できる。熱可塑性樹脂は強靭な樹脂もあるが、耐熱性向上が望まれる場合が多い。  一方、特に熱硬化性樹脂は耐熱性はかなり保障されているが、靱性に劣って脆いことが大きな欠点である。

  1. 樹脂の耐熱性と靱性
    1. 物理的耐熱性
    2. 化学的耐熱性
    3. 樹脂の種類と耐熱性
    4. 樹脂の種類と靱性
  2. 各種樹脂の特徴
    1. ポリイミドの基礎
    2. ポリウレタンの基礎
    3. エポキシ樹脂の基礎
    4. ポリベンゾオキサジンの基礎
  3. 分子複合化の例
    1. ポリウレタンの高性能化
      1. 耐熱性向上を目的とした分子複合化
        • ポリイミドの利用
        • ポリベンゾオキサジンの利用
    2. エポキシ樹脂の高性能化
      1. 強靭化を目的とした分子複合化
        • 液状ゴムの利用
        • 熱可塑性樹脂の利用
      2. 耐熱性向上を目的とした分子複合化
        • 耐熱性高分子の利用
        • 無機物の利用
    3. ポリベンゾオキサジンの高性能化
      1. 耐熱性向上を目的とした分子複合化
        • ポリイミドの利用
        • 無機物の利用
      2. 靱性向上を目的とした分子複合化
        • 液状ゴムの利用
        • 高分子量前駆体の利用
        • シリコーンの利用

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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