LSI技術とバイオセンサ技術の融合により、イオン分布やその動きなどを直接画像情報として得ることができるバイオイメージセンサの研究開発を進めている。 生体や培養細胞をチップ上に直接置き、通常の顕微鏡では観察し得ない様々な現象を観察できるシステムを開発した. 海馬内の神経伝達物質をリアルタイム・ノンラベルで可視化し、細胞のイオンチャネルの開閉をリアルタイムで観察可能である. イオンイメージングは医療・生体工学の分野に適用可能であるため、異分野研究者との連携を通じてイノベーション技術の開発を目指している.