2015年度 消防・防災行政 ICT関連分野における今後の推進方策

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開催予定

プログラム

1. 2015年度消防庁重点施策・消防庁予算案について

(2015年3月20日 12:30〜12:55)

2. 消防防災の高度化に向けた技術開発

(2015年3月20日 13:00〜13:55)

消防庁では今後、「日本再興戦略」、「科学技術イノベーション総合戦略」、「世界最 先端IT国家創造宣言」等の政府方針を踏まえ、ICTやロボット技術等の先端技術を活用した新たな装備・資機材の開発・改良や消防法令上の技術基準等の確立に資する研究開発施策を推進することとしている。消防防災分野の研究開発施策について、府省横断型の新たな取組動向 (戦略的イノベーション創造プログラム等) も踏まえ紹介する。
  1. 政府方針として閣議決定された消防防災関連の研究開発施策
  2. ICT関連分野の研究開発施策
  3. 消防防災関連の府省連携研究開発施策
  4. 質疑応答/名刺交換

3. ICTを活用した救急業務の高度化について

(2015年3月20日 14:00〜14:55)

救急出動件数が増加の一途を辿り、救急搬送時間が年々延伸している中で、今後も進展する超高齢社会における救急需要の増大に対し、救急隊による受入医療機関の円滑な選定、搬送及び受入に資することを目的として、消防と医療の連携とともに、救急業務にタブレット型情報端末などICTを活用する取組が始まっている。こうした「ICTを活用した救急業務の高度化」について、先進自治体の取組事例を踏まえ、ICTの活用による標準的な機能やその効果・課題等について紹介する。
  1. 救急業務を取り巻く現状と課題
  2. 消防と医療の連携
  3. ICTを活用した救急業務の高度化
  4. ICT導入先進事例の紹介
  5. 質疑応答/名刺交換

4. 防災情報通信行政の現状と課題

(2015年3月20日 15:00〜15:55)

昨今の情報通信技術の進歩により、防災情報通信行政が大きく変わりつつある。また、東日本大震災等の災害により、各種課題が浮き彫りとなり、消防庁や地方公共団体も、より強固な体制を構築しているところである。本講演では、防災情報通信施策の現状や今後の展望、2015年度予定している消防庁の防災情報通信施策について述べる。
  1. 消防防災通信ネットワークの現状について
  2. 消防救急無線のデジタル化について
  3. 住民への防災情報伝達について
  4. 質疑応答/名刺交換

5. 防災行政の現状と今後の展開

(2015年3月20日 16:00〜16:30)

昨年も多くの災害が発生したが、特に広島市の土砂災害、御嶽山の噴火は、我が国の防災行政のあり方について多くの教訓や課題を残す結果となった。また、近い将来に発生が想定される南海トラフ地震、首都直下地震への対策を進めることが喫緊の課題となっている。これらを中心に防災行政の現状と今後の展開について説明をする。
  1. 災害対策の基本的な仕組み・施策
  2. 昨年夏の主な災害の状況と関係施策
  3. 地震・津波対策
  4. 質疑応答/名刺交換

6. 消防団を中核とした地域防災力の充実強化

(2015年3月20日 16:35〜17:00) 消防団は地域防災力の中核として地域の安心安全を担い、地域コミュニティの活性化に貢献している。2013年12月に制定された「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」を踏まえ、消防団への加入促進、消防団員の処遇改善、消防団の装備の充実、消防団員の教育訓練の充実等により、地域防災力の充実強化を図る必要がある。消防団の現状と課題、消防庁の取組について説明する。

  1. 消防団の現状と課題
  2. 新法制定を受けた対応
  3. 消防審議会中間答申と更なる消防団の充実強化
  4. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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