いよいよ消費者庁の新・機能性表示制度 (機能性表示食品制度) が今春スタートします。
間もなく、機能性表示のルールが盛り込まれた「食品表示基準」が公示され、それに合わせて「施行通知」や「ガイドライン」も公表される予定です。これらの公表前に消費者庁からの説明会の案内があり、俄かに関心が高まっています。
施行通知、ガイドラインでは以下の内容が示される予定です (第177回消費者委員会本会議)
- 施行通知に規定する主な事項
食品表示基準に規定されている事項の具体的な内容等
- ガイドラインに規定する主な事項 (予定)
- 安全性及び有効性に関する評価等
- 安全性及び有効性に係る根拠情報
(食経験に関する評価、生産・製造及び品質の管理の状況、
臨床試験及び研究レビューの実施手順等)
- 可能な機能性表示の範囲
- 届出に関する事項 (届出様式、届出に必要な事項及び添付資料等)
- 情報開示に当たっての考え方
(安全性及び有効性に係る根拠情報の開示方法等)
- 健康被害の情報収集体制等
となっています。
新制度に対応するためには、
- 消費者庁検討会報告書
- 食品表示基準
- 施行通知
- ガイドライン
を横断的に理解をする必要があります。
新制度は、国ではなく企業が自ら考え、判断し、行動する、そしてその結果には責任を負うという初めての制度です。制度を正しく使いこなす事がビジネスでの成功に繋がります。
そこで本セミナーでは、昨年7月30日に公表された「食品の新たな機能性表示制度に関する検討会報告書」を基に「食品表示基準」「施行通知」「ガイドライン」の内容を解釈できるまで徹底的に理解をして頂きます。また、具体的な問題に対処するために質疑応答 (全体、または個別) の時間も十分に確保致します。
消費者庁主催の説明会には、「各団体・各事業者1名まで」しか参加できません。本セミナーでは必要に応じて説明会の内容もご紹介します。