放送コンテンツ動画配信2社の挑戦

1. フジテレビの動画配信ビジネス新たな挑戦

(2015年3月13日 14:00〜15:10)

• 1月13日、フジテレビの無料番組配信トライアル「プラスセブン」を開始しました。そして動画配信サービス「フジテレビオンデマンド」はこれまでのTVODに加え、SVODコンテンツを大幅拡充し、そして「プラスセブン」にてADVODを実現するなど、大きく成長し、その時代に合ったサービスを提供しています。
  2015年は、これまで以上に動画配信サービスに大きな変化が起こることが予想されますが、今回は、始まったばかりである「プラスセブン」の最新状況を紹介しつつ、コンテンツホルダーとして、そして地上波、BS、CSに続く第4のメディアとしてフジテレビの動画配信の方向性を解説します。
1. フジテレビオンデマンドのサービスの変遷
2. プラスセブン
3. フジテレビNextsmart
4. ゼロテレビ
5. フジテレビ+
6. オンラインメディア事業 (ビデリシャス)
7. 今後の動画配信事業の行方
8. フジテレビオンデマンドの今後
9. コミック配信
10. 質疑応答/名刺交換

2. 放送コンテンツのネット展開 ～朝日放送の場合～

(2015年3月13日 15:20〜16:30)

• 2014年、夏の高校野球選手権大会のライブ配信サイトが「Baseball Cockpit バーチャル高校野球」として全面リニューアルしました。十数年続いたこのライブ配信の仕立てをなぜこのタイミングで大きく変更したのか?結果、前年比300%というアクセス増加につながった理由は何だったのか? 放送由来の映像コンテンツをネット展開する意味やビジネスの可能性などについて、この高校野球ライブ配信の取り組みを一例にご紹介いたします。 ローカル局がネット配信ビジネスを考える上で、スポーツ系のビッグイベントの重要性は今さら語るまでもありません。キー局に比べ、資金にも制作面積にも限りがある中で、ローカル局がどのようにネット展開に取り組むべきか、参考にしていただければ幸いです。
1. 高校野球ライブ配信の変遷
2. バーチャル高校野球の全体像
3. 生放送対応のWeb運用チーム
4. 動画広告について
5. SNS連携について
6. 予算規模
7. 今後の課題
8. その他のネット展開 (「ゲーム王」ハイブリッドキャスト版)
9. 質疑応答/名刺交換