ドローン (無人航空機) 関連政策とビジネス最前線

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プログラム

1. 無人航空機の技術課題とビジネス利用の課題

(2015年3月9日 13:00〜13:55)

無人航空機はわが国では農薬散布ヘリとして世界に先駆け普及し、近年では小型マルチコプターによる空撮なども活発である。世界的には、ICAO (国際民間航空機関) が中心となり国際民間航空機空域での飛行ルールの検討を開始し、米国ではFAA (米国連邦航空局) が有人機と無人機の統一的国内運航ルール制定を準備している。こうした活発な無人航空機の技術課題とビジネス利用における課題を概観し、わが国でのルール作りに関して展望したい。
  1. 無人航空機の歴史
  2. 自動飛行の技術課題
  3. 安全規則の世界動向
  4. 安全規則の制定に向けて
  5. 質疑応答/名刺交換

2. 無人航空機に関する電波政策の現状と課題

(2015年3月9日 14:00〜14:55)

我が国は、ラジコンから始まり農薬散布ヘリの産業利用など古くから盛んに小型の無人航空機が利用されており、それにあわせて周波数割当やルール作りが行われてきた。 近年、ドローンの急速な著しい機能向上による利用環境の変化や、ITU (国際電気通信連合) 、ICAO (国際民間航空機関) での国際的な無人航空機の運用に向けた新たなルール作りが加速化している。こうした中、無人航空機の新たなニーズに即した我が国の電波政策の現状と今後の方向性を紹介する。
  1. 電波の利用について
  2. 無人航空機の電波利用について
  3. 国際的な動き
  4. 総務省の取組みと方向性
  5. 質疑応答/名刺交換

3. 国土交通省における無人機に係る取組み

(2015年3月9日 15:05〜16:00)

近年、遠隔操縦や自律的に飛行する無人機が注目を集めている。ただ、無人機といっても機体の性能や構造、利用形態などは様々であり、有人の航空機と大差ない性能を有する大型の無人機から、模型航空機程度の大きさと性能のものまで存在する。これらの無人機の普及が見込まれるようになる一方、既存の航空機との関係や、地上の人や物件の安全の確保など、新たな課題も指摘されている。本講義においては、このような無人機の現行の規制での取扱い、国際的な動向への対応を含め、国土交通省における取組みについて説明する。
  1. 航空法の概要 (無人機関連)
  2. 無人機に係る国際的な動向
  3. 質疑応答/名刺交換

4. 無人航空機時代の幕開け

(2015年3月9日 16:05〜17:00)

海岸防災コンサルティングを主軸としたビジネスを展開する中で、定期的な空撮モニタリングが必要となり、無人航空機システムに出会う。ユーザーサイドで、無人航空機の有効な産業利用を模索し、固定翼から回転翼まで様々な無人航空機の利用方法を研究する。研究開発事例として、無人航空機を活 用した海岸モニタリングシステムや、Yahoo! JAPANのサービスにも利用された無人航空機を活用した360度パノラマ情報処理システムの開発などについて紹介する。
  1. 2015年は、「無人航空機」元年!
  2. 無人航空機の歴史
  3. 無人航空機の民空機の生利用
  4. 無人航空機を活用した海岸モニタリングシステム事例
  5. 無人航空機を活用した360度パノラマ情報処理システム事例
  6. 無人航空機の産業利用の課題
  7. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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