本セミナーでは、プロジェクト運営の基礎知識から、国際的なチームの中でプロジェクトを推進するチーム運営のノウハウやプロジェクトの遅延防止につながるプロジェクトマネージメントの応用知識について解説いたします。
(2015年4月24日 12:30〜14:30)
今、多くの企業が医薬品開発の効率化を模索しているが、プロジェクトの効率的推進のために、プロジェクトマネジメントの組織や機能が不可欠となっている。プロジェクトマネジメントといっても製剤開発や、臨床試験から薬事申請、製造所の立ち上げ、上市準備、市販後の試験と一つの製品を取ってみても多岐にわたるプロジェクトを運営する必要があり、さらに、個々のサブプロジェクトが国際的な連携の中で行われている。グローバル企業の多くの部門でプロジェクトマネージャーが必要となるが、基本的なプロジェクトのマネジメントノウハウが各部門別にも必要となっている。今回の講演では筆者の業務経験から得た知識を織り込みながら、プロジェクト運営の基礎知識から、国際的なチームの中でプロジェクトを推進するチーム運営のノウハウやプロジェクトの遅延防止につながるプロジェクトマネージメントの応用知識についても解説説明する。 また、特に中国をはじめとする近隣国との国際共同臨床試験でのコミュニケーションのポイントなども解説する。
(2015年4月24日 14:45〜16:45)
昨今、特許期間を考慮し、グローバルで同時開発が増えてきている。しかし、グローバル開発と国内のみの開発では、抱える問題は大きく異なる。まず、グローバル開発する際の注意点を述べ、いくつかの開発スケジュールが遅れる要因とその対策を、実体験を通した解説をしたい。最後に、translational scienceを如何に各開発stageに持ち込むかについてもお話ししたい。