本コースは、洗浄バリデーション編と 設備バリデーション編のセミナーをセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
2テーマ 通常受講料 : 92,340円(税込) → 2コース申込 割引受講料 61,560円(税込)
洗浄対象物が明確で、その毒性も明確であれば、残留限度値の設定に悩むことはないが、極めて微量でも健康リスクが懸念される物質や、毒性データのない物質 (例えば原薬中間体) が洗浄対象物の場合どう対応すべきか等、洗浄バリデーションに係る疑問点について、ガイドライン等の要請内容や実務経験からの実績も踏まえ解説する。
- 洗浄バリデーションへの要請事項
- 洗浄バリデーションとは
- 洗浄対象物質への留意点
- 洗浄を過信しない
- 洗浄バリデーション業務の概要
- 設定すべき事項
- EU GMP Annex15最終ドラフトの要請
- 施設専用化の要件
- 施設専用化の対象物質
- Risk Mappの論点
- NOEL (無影響量) とは
- PDE (1日許容暴露量) とは
- EU-GMP第3 (建物および設備) と第5章 (製造) の要請
- 残留許容値の設定
- 現状の残留許容値設定法
- PIC/Sの推奨事項
- Risk MaPPでは
- 遺伝毒性不純物の管理に関するガイドライン
- TTC (毒性学的懸念の閾値) とは
- 洗浄バリデーションの種類
- DQ、IQ、OQ、PQでの留意点
- 予測的バリデーションでの実施事項
- コンカレントバリデーション
- 再バリデーション
- 変更時のバリデーション
- 製品品質照査 (工程管理の定期照査)
- 洗浄方法
- 手洗浄のバリデーション
- CIPの留意点
- 洗浄剤選定の留意点
- サンプリング方法
- スワブ法の留意点
- サンプリング箇所の設定
- 回収率
- リンス法の留意点
- フィニッシュプロダクト法
- 転写 (スタンプ) 法
- サンプリングのタイミング
- オンラインモニタリングの方向へ
- 分析方法
- 分析方法の留意点
- 残留物を特定した分析法
- 残留物を特定しない分析法
- サンプルの安定性に留意
- 査察時の指摘事項
- まとめ
ハードに係る要請事項は、PIC/S GMPと国内の薬局等構造設備規則で基本的な差はないため、PIC/S対応のために特段の設備更新・改造は必要でないものの、バリデーション基準の改正により、DQが要請され、その前提としてユーザー要求仕様書が必要になったことや、バリデーション手順書とPIC/Sのバリデーションマスタープランとの整合確保が必要など、ソフト面の対応が必要になった。これらも合わせ、設備構築と管理上の留意点について解説する。
ハードに係る要請事項は、PIC/S GMPと国内の薬局等構造設備規則で基本的な差はないため、PIC/S対応のために特段の設備更新・改造は必要でないものの、バリデーション基準の改正により、DQが要請され、その前提としてユーザー要求仕様書が必要になったことや、バリデーション手順書とPIC/Sのバリデーションマスタープランとの整合確保が必要など、ソフト面の対応が必要になった。これらも合わせ、設備構築と管理上の留意点について解説する。
- PIC/S GMPガイド、薬局等構造設備規則、cGMPのハードへの要請
- 施設構築業務
- バリデーションでよくある誤解
- 工業化研究とバリデーションの混同
- コミッショニングと適格性評価は別物
- ユーザー要求仕様書 (URS)
- URSの作成手順
- デザイン適格性評価 (DQ) とURSの関係
- 製薬用水設備の留意点
- キャリブレーション
- メンテナンス
- 保守点検に係る3のリスク
- 6種の保全方式
- 点検のタイミング
- 作業員が行う保全
- 校正・点検・保全のための基礎資料
- 点検時の留意点
- ログブック (日誌) への記載事項
- 査察時の指摘事項
- バリデーションマスタープラン (VMP)