本コースは、感性設計学入門と感性価値管理手法としての感性品質のセミナーをセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
2テーマ 通常受講料 : 80,750円(税込) → 2コース申込 割引受講料 71,250円(税込)
製品の魅力は、スペック (仕様) に明記される性能だけでなく、ユーザーが五感を介して知覚する感性的な「良さ」、すなわち感性品質に依るところが少なくない。成熟期に入った製品の開発において、感性品質は大きな競争力を持つ。 本講座では、感性品質を設計するために必要な考え方と方法を紹介する。設計は モノ作りの計画であり、計画には論理が必要である。そこで、感性に論理を与 えるための考え方および方法の習得を主な目的とする。講座の構成として、まず、感性設計に必要な基礎知識と手法について、一部、実習を交えて学ぶ。その 後、講師が取り組んでいる感性設計の新しいアプローチについて紹介する。特に、感性の多様性、および期待効果を中心に解説する。
近年、商品魅力や差異化の源泉として感性価値の重要性が高まっている。しかし、商品開発の現場ではIT化によるコスト管理の高度化が進み、現場で判断でき るコスト配分の範囲が縮小しつつある。特に数値化が難しい感性価値の創出では、各企業ともコストの確保が難い状況に陥っている。そこで如何に企業経営に感 性価値の管理を組み込み、経営判断でコスト配分をするかが問われているのである。 そうした中、乗用車開発で15年の実績がある感性品質 (パーシ ブド・クオリティ) は、あらゆる商品分野でこれらをマネージメントできる有効な手段だと思われる。この手法によって、製品開発における感性価値の重要性が 明示できると共に、感性価値創出に向けた具体的な方策を導き出す事が可能になるのである。