2日間で感性価値を創造するための実務 (設計手法) と運用手法を学ぼう

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会場 開催

本コースは、感性設計学入門と感性価値管理手法としての感性品質のセミナーをセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
2テーマ 通常受講料 : 80,750円(税込) → 2コース申込 割引受講料 71,250円(税込)

日時

開催予定

プログラム

「感性設計」コース 3月11日 (水) 10:30~16:30 感性設計学入門 ~最新の応用事例、先端研究も紹介~

 製品の魅力は、スペック (仕様) に明記される性能だけでなく、ユーザーが五感を介して知覚する感性的な「良さ」、すなわち感性品質に依るところが少なくない。成熟期に入った製品の開発において、感性品質は大きな競争力を持つ。  本講座では、感性品質を設計するために必要な考え方と方法を紹介する。設計は モノ作りの計画であり、計画には論理が必要である。そこで、感性に論理を与 えるための考え方および方法の習得を主な目的とする。講座の構成として、まず、感性設計に必要な基礎知識と手法について、一部、実習を交えて学ぶ。その 後、講師が取り組んでいる感性設計の新しいアプローチについて紹介する。特に、感性の多様性、および期待効果を中心に解説する。

  1. 感性品質とは
    1. 3つの品質タイプ
    2. 感性と感性品質
    3. 感性の構造
    4. 感性価値に至るプロセス~本能,行動,内省
  2. 感性の抽出、解析、指標化の方法
    1. 感性価値の因子抽出
    2. 感性品質の評価法
    3. 感性の解析法と指標化
    4. 好みの要因解析法
  3. 感性の多様性への対応と感性設計事例
    1. 個人差と多様性の違い
    2. 設計事例:製品音の感性設計
    3. 感性指標としての音の特徴量
    4. 感性因子の意味分解
    5. 指標にもとづく感性設計
  4. 期待効果〜感性の本質に迫る
    1. 期待不一致と顧客満足
    2. 知覚の不思議〜クロスモーダルと錯覚
    3. 期待効果~期待が経験を変える
    4. 期待効果の事例~視覚が触覚を変える
    5. 同化と対比
    6. 期待効果の計算モデル~知覚のメカニズム
    7. 感性のモデルベースデザインにむけて
  5. まとめ

「感性価値管理」コース 4月24日 (金) 13:00~16:30 感性価値管理手法としての感性品質 ~パーシブド・クオリティ~ - 評価の基礎から乗用車開発での運用方法、分野に応じた効果的な活用法まで -

 近年、商品魅力や差異化の源泉として感性価値の重要性が高まっている。しかし、商品開発の現場ではIT化によるコスト管理の高度化が進み、現場で判断でき るコスト配分の範囲が縮小しつつある。特に数値化が難しい感性価値の創出では、各企業ともコストの確保が難い状況に陥っている。そこで如何に企業経営に感 性価値の管理を組み込み、経営判断でコスト配分をするかが問われているのである。  そうした中、乗用車開発で15年の実績がある感性品質 (パーシ ブド・クオリティ) は、あらゆる商品分野でこれらをマネージメントできる有効な手段だと思われる。この手法によって、製品開発における感性価値の重要性が 明示できると共に、感性価値創出に向けた具体的な方策を導き出す事が可能になるのである。

  1. 感性品質とは
    1. はじめに
    2. 品質管理の視点
    3. 感性とは
    4. 適用の経緯
  2. 経営上の役割
    1. 組織的位置付
    2. 実施事例
    3. 技術的な成果
  3. 定義と評価
    1. 業務範囲
    2. 定義とウエイト
    3. 評価基準
    4. 時系列変化
    5. 地域性
  4. 評価の実際
    1. 運用
    2. プロセス
    3. 人材育成
  5. 今後の展望

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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