本セミナーは、評価の基礎から乗用車開発での運用方法、分野に応じた効果的な活用法について詳解いたします。
近年、商品魅力や差異化の源泉として感性価値の重要性が高まっている。しかし、商品開発の現場ではIT化によるコスト管理の高度化が進み、現場で判断できるコスト配分の範囲が縮小しつつある。特に数値化が難しい感性価値の創出では、各企業ともコストの確保が難い状況に陥っている。そこで如何に企業経営に感性価値の管理を組み込み、経営判断でコスト配分をするかが問われているのである。 そうした中、乗用車開発で15年の実績がある感性品質 (パーシブド・クオリティ) は、あらゆる商品分野でこれらをマネージメントできる有効な手段だと思われる。この手法によって、製品開発における感性価値の重要性が明示できると共に、感性価値創出に向けた具体的な方策を導き出す事が可能になるのである。