従来日本の白物家電は、パナソニック、シャープ、東芝、三菱、日立など大手電機メーカーによる寡占市場であり、コモディティ化が進んだ典型的な成熟産業とみられてきました。しかし、近年これまでとは一線を画す新たな商品が次々に登場し注目されています。そして、その主役は、ダイソン、ネスレ、フィリップスなどの海外メーカーです。
本セミナーでは、海外家電のヒット商品を題材に、成熟を打破する顧客価値の捉え方とイノベーションを興し方について、コンサルタントの目線で紐解きながら、イノベーションの時代におけるものづくり企業のR&Dの在り方について考えたいと思います。
- イノベーションの時代
- ものづくり企業を取り巻く変化
- イノベーションとは
- 変化するR&Dへの期待と現場の悩み
- 成熟を打破する海外家電
- 経営学のセオリーを疑え!
~成熟を打破するイノベーション~
- ICTとの組み合わせばかりがイノベーションではない
~本当のイノベーションは顧客価値の創造~
- 海外家電から学ぶ成熟を打破するイノベーションの着眼点
- ダイソン:掃除機の基本機能に革新を起こす
- ネスレ:インスタントコーヒーの価値に革新を起こす
- フィリップス:調理スタイルに革新を起こす
- 日本メーカーだって負けてはいない!
- シャープ ウオーターオーブン ヘルシオ/お茶プレッソ
- 進化する炊飯器
- 技術者、研究者よ、ものわかりのよい賢い人間となるなかれ!
~イノベーションを興すR&Dへ向けて~