(2015年3月18日(水) 12:30~14:00)
企業が新商品・サービスを生み出し、成長・競争力強化を図る上で、 IoT への期待が高まっています。 IoT でつながるデバイス数は2020年には250億個に達するとの予測もあり、 IoT をいかに自社のビジネスチャンスにつなげるかが問われています。本講演では、家電、自動車、インフラ、工場、農業、ヘルスケア分野を中心に、 IoT でモノがつながる社会のイメージと新市場創出の可能性について概説します。併せて、 IoT /ビッグデータを活用する上で求められる技術と課題についても議論します。
(2015年3月18日 (水) 14:15~15:45)
インフラのモニタリングには種々の方法があり得るが、センサの活用による手法が有効なものとして期待されている。そのような中、モニタリングシステムの実務的利用・実用化の観点より、次の3つの問題が指摘されている。①老朽化等を評価するためどんなセンサをつけどんな処理をすれば良いか②橋梁の寿命よりセンサの寿命が短い③(目視)点検費用よりモニタリングシステムの費用が高い。これらの問題を解決するにはどのようなことを考えていかなければならないか、今後の開発ニーズを含め議論したい。
(2015年3月18日 (水) 16:00~17:30)
クルマITの世界では、クルマが走ることで得られる情報の収集や状態管理のためにモバイル通信モジュールをもつ「つながるクルマ」が今後の主流になるだろとうと言われています。すでに当たり前のようになっている走行軌跡プローブに加え、ハザードワーニング、信号制御活用、災害時の活用などが実用化されつつあります。更にEVの状態把握やEV電池を用いたエネルギーマネージメント、また自動運転への活用なども検討され始めています。ここではこれらの最新状況と今後について紹介します。
(2015年3月19日 (木) 10:00~11:30)
複雑化するものづくりの現場では、生産現場のデータを最大限に活用することが重要です。将来のものづくりにおいては、 IoT や M2M などのデジタル空間があらゆる局面で活用され、「機械」と「人」の協調が進むにつれて、FAとICTをつなぐ連携技術が欠かせない要素となっていきます。当社は高度な先端技術と情報を活用した工場全体の最適化をコンセプトにしたFA統合ソリューション「e-F@ctory」を用い、ものづくりの将来像を支えます。本講演では、その「e-F@ctory」の最新の取り組みと課題についてご紹介します。
(2015年3月19日 (木) 12:15~13:45)
ここ数年の技術革新によるセンサー技術、ネットワーク技術という個別技術の進歩に加え、モバイルネットワークサービス、クラウドサービスといったサービスインフラとの統合によって急速に IoT と呼ばれるサービストレンドが拡大しようとしています。本公演では、農業分野等における事例を紹介をしながら IoT の新しいトレンドを読み解いていきます。
(2015年3月19日 (木) 14:00~15:30)
健康・医療分野における IoT の進化は、確実に健康・医療をより身近なものに変えてきています。さらに継続的に健康を維持・増進していく為には、顧客視点でのサービスの充実が必要不可欠です。 IoT の進化を捉え、モバイルヘルスケアが創り出す未来、スポーツ、フィットネス、健康支援から医療まで事業環境の変化を踏まえながら、いかにビジネスモデルを構築していくのか,その中でウェアブル機器やビッグデータをいかに活用していくのかも含め事例を交えてお話しいたします。
(2015年3月19日 (木) 15:45~17:15)
IoT の時代、クラウドが活用され、人々の生活が、住空間、自動車、各種店舗空間などで、どう変化するかの将来像を紹介。その実現にあたり、垂直統合型を強みとして来た日本のモノづくりが曲がり角に立っている現状と、それを打破するための各種活動について概観するとともに、将来のCognitive Computing時代への期待について述べる。