中長期研究開発テーマの発掘と狙いどころ

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プログラム

第1講 「国の政策、産業ビジョン、規制動向から見つける中長期研究開発テーマの発掘」

(2015年3月11日 11:00〜12:15)

本講座では、政府で検討が進められている大胆な金融緩和や機動的な財政出動、民間投資を促す成長 戦略を3本柱とする安倍政権の政策に関する最新情報をもとに、特に将来の成長戦略に関連した取り組み を中心に解説を行う。新たな成長戦略においては、「日本産業再興プラン」、「国際展開戦略」と、有望な産 業育成に政府が強く関わっていく「新ターゲティングポリシー」を3つの柱にして検討が進められている。こ れらの戦略の中の将来期待される新産業の姿及びそれらを導く規制緩和の最新情報を解説する。合わせ てこれら新産業の国際競争力の源泉となる革新的産業技術やものづくり基盤技術に関しても解説を行う。

第2講 「公的ロードマップ、社会システムと整合した技術戦略策定のポイント」

(2015年3月11日 13:00〜14:15)

新技術を利用した製品やサービスによって、新規市場開拓や既存製品の置き換えを目指そうとするときに は、新技術の開発そのものである技術的実現可能性と同等に、社会システムへの整合、消費者への啓発 など社会的実現可能性への取り組みがカギを握る。本講演では、具体的な社会システム事例としてJISや ISOなどの規格への係わりがあった事例を紹介する。加えて、科学技術イノベーション政策や導入補助金 などを取り上げ、公的ロードマップから得るべき情報について説明する。

第3講 「市場・技術動向の調査方法と中長期研究開発テーマの探し方」

(2015年3月11日 14:30〜15:45)

中長期研究開発テーマを探索する際には、いかに「調査の視点を拡げる」ことができるかが大きな鍵を握り ます。これは実はそんなに簡単なことではありません。長年ビジネスシーンにおいて、各企業の研究テーマ 探索の取組みを見てきましたが、事業化や製品化の確率が高い、いわば先を見据えたR&D経営を実現し ている企業においては、情報収集活動においても、成功のためのいくつかの共通セオリーが見受けられま す。本講演においては、そうしたセオリーについて、事例を交えながら、解説していきます。調査の進め方、 テーマの探索手法はもちろんのこと、見ておきたい情報源等についても、併せてご紹介していきます。

第4講 「主要国の研究開発戦略から読み解く中長期研究開発テーマの発掘」

~アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、EU、中国、韓国、北欧他~

(2015年3月11日 16:00〜17:15)

近年のグローバリゼーションの下、途上国の急速な勃興、ディジタル技術の革新、気候変動・感染症・エ ネルギー需要供給の問題など、世界の経済社会システムは、数百年オーダーの大転換期を迎えており、 先の読めない複雑で不確実な状況にある。現在は、大きな危機でもありまた機会でもある。各国は、研究 開発戦略の策定とその実行システム、制度、方法論の開発に凌ぎを削っており、研究開発の成果だけで なく、その基盤となる科学技術イノベーション・システム自体が国際競争となっている。本講演では、その 現状と将来について具体的な事例を紹介しながら議論したい。

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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