(2015年3月26日 10:00〜11:20)
本講座では、ウレタン樹脂の基礎に始まり、人工皮革・合成皮革用の樹脂設計を化学構造と物性の観点から説明する。特に、加工方法や適用部位によって異なる要求性能に対し、どの様な樹脂設計が採用されているか述べる。また、水系ウレタン樹脂を中心とした環境対応型樹脂についても、メリット、デメリットを含めて紹介する。
(2015年3月26日 11:30〜12:50)
ポリカーボネートジオールは、耐加水分解性や耐薬品性に優れるポリウレタンが得られる材料であり、自動車など耐久性を要求される合成皮革用途に、適したポリオールである。ポリウレタン設計の手助けとして、ポリカーボネートジオールの構造と、柔軟性や耐薬品性など
ポリウレタン物性の関係について述べる。
(2015年3月26日 13:40〜15:00)
天然皮革の供給不安定、価格高騰を受けて、自動車内装材への人工皮革、合成皮革の使用が増加している。一方で、素材の環境対応化、化学物質の規制が進む中、人工皮革の製造方法も大きく変わりつつある。しかながらし、環境対応だけで天然皮革を代替できるわけではない。今回、自動車内装材用途として、成形性に優れた、弊社の環境対応型人工皮革<ティレニーナ>と、本革の触感を有する<パーカッシオ>を紹介する。
(2015年3月26日 15:10〜16:30)