生物電気化学の技術が生み出す新規バイオデバイスと実用化展望

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本セミナーでは、デバイス開発に必要な酸化還元酵素反応と電極反応とを組み合わせた酵素電極反応に関する基礎を解説し、酵素電極を応用した自己血糖計測用バイオセンサや糖から発電するバイオ燃料電池の作動原理、デバイス構成や性能向上にむけたアプローチを紹介します。

日時

中止

プログラム

生体内の酸化還元反応を担う“酵素”の機能を電気化学的な観点から解明し、巧みにコントロールする技術は、電気で駆動する、あるいは電気を生み出す様々なバイオデバイスへの応用が可能であり、「環境・エネルギー」「健康・医療」といった分野での利用が期待されています。

  1. 酵素電極反応
    1. 酸化還元酵素とは
    2. メディエータ型電子移動反応
    3. 直接電子移動型反応
  2. バイオセンサ
    1. 糖尿病
    2. 自己血糖計測装置の現状
    3. センサのチップの構造と測定原理
    4. 電気化学反応と律速段階
    5. 測定妨害物質
    6. グルコース酸化酵素
    7. メディエータ
    8. 連続血糖計測
  3. バイオ燃料電池
    1. 電池の原理と特徴 (無機触媒を用いる電池との比較)
    2. アノード反応 (とアノードに用いる酸化還元酵素)
    3. カソード反応 (とカソードに用いる酸化還元酵素)
    4. 多孔質炭素材料の開発
    5. 印刷型バイオ燃料電池の開発
    6. バイオ燃料電池の応用と将来展望

会場

東京都中小企業振興公社 東京都産業労働局 秋葉原庁舎
101-0025 東京都 千代田区 神田佐久間町1-9
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