1. ローコストオペレーション (LCO) の最前線
(2015年3月21日 13:00〜13:55)
- 2015年10月の再増税は1年半延期となりましたが、2014年の増税による収益悪化は全国の医療法人にとって喫緊の経営課題として捉えられているものと実感しています。
「医事受付・クラーク」「清掃・設備保守」そして「給食業務」はクオリティとコストが相関関係にあるように思われがちです。全国の様々な設立母体の病院を見ていると、「カネをかければ確かに手厚いサービスの提供を受けることができる」というのは確かに言えます。しかしながら、「患者満足度の高いサービスを提供しているのにぜんぜんカネがかかっていないなぁ」と思える病院もしばしばです。
いまこそ、ローコストで最大の患者満足度を目指すには絶好のチャンスです!
- コスト削減とローコストオペレーションの決定的な違い
- 材料コストLCO最前線
- 委託業務それぞれの最適LCO手法
2. 病院、施設経営における給食の位置づけ 赤字は当たり前?
~稼げる厨房化の実現~
(2015年3月21日 14:00〜14:55)
病院、施設において給食はどのような位置づけでしょうか。委託業者まかせ、栄養士まかせ、コンサルタントまかせ。給食をめぐる収支は把握されていますか。病院、施設経営において、給食に関わる費用は10-20%を占めています。病院、施設給食は単一に近いメニューで、売れ残りを心配する必要もありません。ブラックボックス化している給食は、実はコスト削減の宝庫でもあります。労務管理、人手不足も厨房の大きな問題ですが、計画生産、計画出荷ができるシステムを確立し、厨房が3K職場でなくなればどうでしょうか。稼げる厨房化も病院、施設であれば夢ではありません。当院の実例をご紹介致します。
- 給食のバランスシート
- 当院のシステム導入までの道のり
- 病院、施設経営への改善効果
3. 新しい高温高圧調理法の導入による厨房改善の成功事例
(2015年3月21日 15:05〜16:00)
今までの病院厨房運営では行い難かったコスト削減、衛生管理の向上、多様なニーズへの対応を、新しい調理法を導入することで解決したという成功事例を紹介いたします。また、真空調理を含む新調理法導入での失敗事例も紹介しながら、失敗しない新調理法導入を提案いたします。
- 給食事業者に求められること
- 新しい病院・福祉施設での給食運営法
- 導入実例