診療記録を見直す!!

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プログラム

1. 法的にみた診療記録のあり方

(2015年3月6日 13:00〜14:55)

診療記録は医事紛争が発生した場合の最重要証拠として位置づけられています。実際に行った説明や診療行為であっても、診療記録に記載がなければ「行わなかった」と認定される可能性が高いといえます。 本講義では、医事紛争を多数扱う法律家の観点から、望ましい診療記録のあり方について、実例をもとに具体的に紹介いたします。

  1. 診療記録記載の目的と法律
  2. 診療録にまつわる諸問題
    1. 不存在
    2. 偽造・変造
    3. 患者の要望による虚偽記載
    4. 複数の記載内容の齟齬
    5. 不十分な記載
    6. 不明確な意味内容
    7. 訴訟における主張との齟齬
  3. 様々な説明義務
  4. 説明内容の記録化
  5. 診療記録と個人情報保護
  6. 質疑応答

2. 診療記録のあるべき姿と活用方法を考える

(2015年3月6日 15:05〜17:00)

医療現場ではチーム医療が展開されるようになり、情報共有のツールとなる診療記録の重要性が増しています。また、診療記録から得た情報を診療や臨床研究、病院管理等で活用することは質の高い医療サービスの提供につながります。診療記録の記載内容を充実させ、診療情報を有効活用するために考えるべきことについてお話させていただきます。

  1. 診療記録の定義と意義
  2. 診療記録と「医療の質」
  3. 診療記録と「診療報酬」
  4. 診療記録から得られる情報
  5. 診療記録・診療情報の活用方法
  6. 診療記録の精度向上に向けて
  7. 質疑応答

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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