2025年モデルの実現に向けた病院の機能分化と連携の推進

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

1. 改正医療法と地域医療構想について

(2015年3月5日 13:00〜13:55)

我が国では、2025年に「団塊の世代」が全て75歳以上となる超高齢社会を迎える。住民が、できる限り住み慣れた地域で安心して生活を継続し、人生の最期を迎えることができる環境を整備していくことは喫緊の課題である。2015年に医療法の改正が行われ、2015年からは都道府県が地域医療構想を策定することとなっている。こうした行政の取り組みについて紹介する。

  1. 医療法
  2. 医療計画
  3. 病床機能報告制度
  4. 地域医療構想
  5. 2025年問題

2. 地域包括ケア時代の病院経営-機能分化と連携の実践-

(2015年3月5日 14:00〜14:55)

地域包括ケアという言葉が生まれて40年が経過している。しかしながら、未曽有の高齢社会に直面し、過去の流れとは別に現在に最も適合しうる地域包括ケアシステムの構築を図るべきである。
そこでは、医療介護の垂直連携、地域における水平連携、さらにはLife Log、日常生活情報を統合したIntegrated Community Care Systemを目指すべきと考える。

  1. 地域包括ケアシステム
  2. ガバナンス
  3. 情報共有
  4. 非営利ホールディングカンパニー型法人
  5. PHR

3. 病院分割による病床機能分化の現状と課題-佐久総合病院の再構築-

(2015年3月5日 15:00〜15:55)

佐久総合病院は、長野県東部にある地域の基幹病院である。現在、地域完結型医療体制の構築を目指し、病院を分割する形で再構築を行っており、2014年3月に高度急性期病院である佐久医療センターが開院した。病床の機能分化としては、究極の手段であるが、その現状と課題につき述べる。

  1. 病院分割への道のり
  2. 新病院の建設
  3. 病院分割の考え方
  4. 地域完結型医療体制の構築を目指して
  5. 現状と課題

4. ベストホスピタルを目指して-地域を含めた医療の質向上-

(2015年3月5日 16:05〜17:00)

当院にとって質管理と連携は一貫して中心的な課題である。質管理は早く安くきちんと治すかが問われ、連携は患者に安心して転院して頂くか、質の高い医療を継続的に提供できるかが問われる。このため連携先には新人教育としての済生塾や看護連携、感染管理連携、パス大会の公開などに取り組んできたが、またJCI認証を受け国際水準の医療を提示し、地域全体の質向上に努めている。

  1. 当院のアライアンス連携についてその経緯、 LTAC病棟と地域包括ケアなどについて
  2. クリニカルパスのバリアンス分析を通して得られた 質改善の具体例について
  3. JCI受審から学んだことを地域に広げる取り組みについて

会場

紀尾井フォーラム
102-0094 東京都 千代田区 紀尾井町4-1
紀尾井フォーラムの地図

受講料