(2015年3月3日 13:30〜13:35)
1. 地域包括ケアシステム構築の背景と推進の方法
(2015年3月3日 13:35〜15:05)
先進諸国で急激に増加する慢性疾患患者のより良い支援体制を構築するために保健・医療・福祉従事者、政策担当者らは、各サービスの統合を目指す新たな体制の開発が進められている。本講義では、こうした状況の背景と推進すべき地域包括ケアシステムの構築に際しての方法論の在り方を理解することを目的とする。
- 地域包括ケアシステム
- integrated care
- community-based care
- integration
- マネジメント
2. 地域包括ケアの実現に地域をどのように結んでいくのか~自助・互助・共助・公助の役割と統合の仕掛け~
(2015年3月3日 15:20〜16:20)
- 2025年の少子高齢社会を自立と尊厳をもって過ごすには、地域を基盤とした地域包括ケアシステムが不可欠と言われています。理念や目標は全国共通でも、システムの形は地域特性によって異なるはずです。自らの地域を知り、住民の意識を知り、固有の地域課題に沿った地域包括ケアシステムを構築するために、何をどうつなげ、作っていけばよいのかを考えます。
- 自助・互助を支える共助と公助の役割 (セルフマネジメントモデル)
- 地域包括支援センターと保険者の責任
- 地域包括ケアシステム構築のための統合の類型と手順
- 一番重要だが一番難しい「規範的統合」
- 様々な実践紹介 (鹿児島県龍郷町ほか)
3. 会場の質疑を交えたトークセッション
(2015年3月3日 16:25〜17:00)
フロアからのご質問をもとに、更に議論を深め、今後の方向性を示唆します。
司会
国際医療福祉大学大学院 福祉援助工学分野 准教授
東畠 弘子 氏