炭素系導電性フィラーの表面処理・分散技術と電池材料への応用

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プログラム

第1部 カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブのリチウムイオン電池への応用状況

(2015年3月11日 10:30〜12:00)

  1. LIB動向とLIB材料
    1. LIB動向
    2. LIB部材
    3. CNTリスクマネージメント
  2. 電池用各種導電助剤の特徴
    1. VGCF, CNT, カーボンブラック機能比較
    2. 導電助剤の酸化安定性
  3. VGCFR製法と物性
    1. VGCFの製造工程、メカニズム
    2. VGCFの物性
  4. VGCFRのLIBへの添加効果
    1. 入出力特性
    2. サイクル特性
    3. 電解液浸透性他
  5. VGCFR、CNT添加LFP正極/黒鉛負極ラミセル特性
    1. 分散性
    2. DCR、サイクル、保存など各種特性比較
  6. 今後の展開
    1. VGCF/CNT複合系導電材特性
    2. 合金負極系への応用

第2部 ナノカーボンの表面化学修飾と電池特性の評価

(2015年3月11日 12:45〜14:15)

カーボンナノチューブやフラーレンに代表されるナノカーボンは、新しい電池電極材料として期待されています。
ナノカーボンそのものだけでなく、さまざまな機能性物質と複合化されたものや表面化学修飾した試料について、リチウムイオン二次電池電極性能や電気二重層キャパシタ性能などを評価しています。本講演では、これまでの研究の紹介と今後の展望について説明します。

  1. はじめに
  2. ナノカーボンとは
  3. ナノカーボンの構造
  4. ナノカーボンの応用例
  5. 表面化学修飾
    1. ラジカル反応
    2. 強酸処理
    3. 電気化学反応
  6. 表面化学修飾したSWCNT
  7. リチウムイオン二次電池電極性能の評価
  8. 電気二重層キャパシタ性能の評価
  9. 今後の展望

第3部 気相法コーティングによる炭素粉体の改質・表面修飾技術

(2015年3月11日 14:30〜16:00)

  1. リチウムイオン二次電池の基礎
    1. 原理、構造、特徴、電極材料、応用の概説
  2. 負極材料の種類、構造と合成
    • 黒鉛
    • 低結晶性炭素
      • 難黒鉛化性炭素
      • 易黒鉛化性炭素
      • 低温焼成炭素
    • ナノカーボン
    • シリコン
    • チタン酸リチウム
  3. 気相法 (CVD法、パルスCVD/CVI法)
    1. CVD法とPVD法
    2. CVD法の種類とパルスCVD/CVI法
    3. CVD法を利用した負極用炭素、シリコンの合成の概説
  4. 活物質材料の改質・表面修飾技術概説
    1. 気相法カーボンコーティング
    2. 気相法以外のカーボンコーティング
    3. その他の手法
      • マイルド酸化
      • 表面フッ素化
      • 金属コーティング
      • ポリマーコーティング
  5. 気相法コーティングによる改質・表面修飾
    1. 気相法による表面修飾の研究例概説
    2. 黒鉛粒子へのカーボンコーティングと負極特性
    3. 難黒鉛化性炭素繊維へのカーボンコーティングと負極特性

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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