透明導電フィルムのITO代替 最前線

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プログラム

第1部 透明導電膜用ITO代替材料の種類、特徴、最新動向

(2015年3月11日 10:00〜12:00)

近年、透明導電体は「変革期」といえるほど技術の進展がみられます。ITOのみが主役であった時代から、応用先のデバイスに応じて様々な透明導電体の中から選択するという時代になりつつあります。ここでは、種々の透明導電体の特徴を比較検討し、さらに開発の動向を紹介します。

  1. 透明導電膜の現状と最新動向
    1. 透明導電膜の種類と応用先
    2. ITO代替材料が求められる背景
    3. ITO、ZnO、SnO2透明導電体の新展開
    4. TiO2透明導電膜
    5. グラフェン透明導電体
    6. 金属ナノワイア・微粒子を用いた透明導電体
    7. その他の新透明導電膜 (Nb酸化物、Mo酸化物等)
    8. IGZOなどの機能性透明酸化物

第2部 メタルメッシュ透明導電フィルムの特性と応用

(2015年3月11日 13:15〜14:45)

タッチパネル用に主として採用が始まっているメタルメッシュ透明導電性フィルムのすべてを詳しく紹介する

  1. 透明導電性フィルムの市場での最新動向
    1. 透明導電性フィルムの用途
    2. タッチパネルの方式別市場
    3. スマホ/タブレットの次の市場は何か?
  2. 静電容量タッチパネルの技術動向
    1. 静電容量タッチパネルの表面から見た構造と検出方法
    2. 断面から見たパネル構造
  3. これから必要な透明導電性フィルム
    1. ITOに代わる透明導電性フィルムへの要求特性
    2. 新しい透明導電性フィルムの候補
    3. 透明導電性フィルムの比較
  4. メタルメッシュ透明導電性フィルム
    1. 銀系メタルメッシュフィルム
    2. Cu系メタルメッシュフィルム (SpiderNetフィルム)
    3. SpiderNetフィルムの特長
    4. SpiderNetフィルムの課題と解決法
    5. メタルメッショフィルムの作成法

第3部 透明導電膜向け銀ナノワイヤインクを用いた透明導電パターンの作製

(2015年3月11日 14:30〜16:00)

プリンテッドエレクトロニクスの市場形成立ち上がりが期待される中で、いち早くITO代替透明導電膜が市場に現れ、進化する銀ナノワイヤ材料技術と実用化の動向について紹介する。

  1. プリンテッド・エレクトロニクスの背景
  2. 導電インク材料
    1. 有機高分子
    2. カーボンナノチューブ/グラフェン
    3. 酸化物インク
    4. 金属ナノ粒子
    5. 金属ナノワイヤ・インク
    6. 銀塩・銅塩
  3. ITO代替技術への展開と特性
  4. 印刷技術
  5. 低温焼成技術
  6. 銀ナノワイヤのその他のデバイスへの応用
    1. 高周波特性と応用
    2. 透明配線とストレッチャブルの可能性
  7. その他のナノワイヤ技術
  8. 今後の課題

会場

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141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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