実際の研究開発テーマの絞り方と経営層への説明と予算確保のための説得について、一日で実践的なをかつ効果的に学べるセミナーです。研究開発の現場では、文系経営者、技術系経営者でも納得する研究開発テーマの優先順位の戦略評価手法とデータの導き方、および研究開発成果の“説得力のある“数字の出し方、根拠の示し方が必要になってきています。
そのために研究開発部門の経営者説得 (共有化) の具体的手法として、
- 研究開発テーマと内容の市場性 (マーケティング)
- 技術ロー ドマップの作成と統合化
- 相対的な戦略ポートフォリオ作成による可視化と納得性の共有化が重要になっています。
本セミナーでは、この3点について具体的、実践的に学びます。
その結果、マーケットが見えない状況での新規商品、事業化につながるテーマを社内で説得力をもってスタートさせることが可能となり、経営者の研究開発への期待を高め、意思決定において必要なデータと方法が具体的にわかり実践できます。
- 研究開発テーマの経営的意義と重要性について
- 最近の経営者は何を考えているか?
- 日本におけるものづくりの付加価値構造の変化
- 研究開発部門の企業内での立場変化と対応案とプロセス
- 研究開発を売れる事業・商品にする基本的な考え方
- 研究開発マネジメントと実践的なMOT (技術経営) の関係
- 研究・開発から事業化・産業化へのステージの障壁
- 経営者と共有する技術と事業の統合ロードマップ
- 事業構想とロードマップの必要性と意味
- 技術コアと市場可能性マップからテーマの抽出
- 事業進捗度とマーケット成熟度で事業性を評価するロードマップの統合化
- 経営者の説得に効果的な研究開発テーマの実践的なマーケティング手法
- 技術シーズとマーケットニーズの会話 (ベネフィット転換)
- ハイテク製品のマーケティングとは (キャズム理論)
- 見えないマーケットの大きさの推定 (フェルミ推定)
- 経営者の意思決定を助ける戦略ポートフォリオ作成による研究開発テーマの将来可能性マップ (TIG法)
- 新事業のための研究開発テーマの絞込み方法
- ポートフォリオ法とロードマップ:SWOT法の現状と限界
- TIG法の実践事例紹介
- 説得する役員に応じた有効な説得内容と提示手法 (文系経営者、技術系経営者 など)