(2015年2月27日 13:00〜14:10)
車両内に多くの電子情報が流れ、プローブカーなどの技術により、クルマの挙動やドライバの状況をビッグデータとして集約・活用することが可能となってきている。また、近年の日本の地方都市では、駅前・中心市街地を中心とした商業立地構造から、クルマ移動を前提とした郊外型の商業立地に都市構造そのものが変化している。 こうした都市の変化と、クルマの情報から、新たに創出されるマーケットの方向性を議論する。(2015年2月27日 14:25〜15:35)
グローバル化と多機能・高度化により複雑化する車向けのICTサービス。車両の管理、オペレーションの効率化、安全・安心などを目的とした従来型のサービス (カーテレマティクス) の拡大に加えて、車両やその周囲の人・モノが、国境を越えて常にネットワークにつながることを前提とした、新たなインフラ (Connected Car) が立ち上がりつつある。 本講演では、Connected Carが本格的に普及する際に直面するであろう課題を、通信の観点でご紹介するとともに、それらに対して通信プラットフォームが果たすべき役割、期待について解説する。(2015年2月27日 15:50〜17:00)
スマートフォンの普及に伴い、自動車のコネクティビティのハードルが下がった。従来は、閉ざされた移動環境で独自の進化をして来た車載機器だが、外部サービスとの繋がりが出来ることにより、その商品機能のみならず、ビジネスモデルやプレーヤーも大きく変わろうとしている。オープン化が進むクルマ向けのサービス開発に於いて、異業種やユーザーと連携したソーシャルな取組み事例とその狙いを、自動車部品メーカーの開発現場の立場で紹介する。