日時
- 2015年2月21日 13時00分〜 2015年2月21日 17時00分
開催予定
プログラム
ごあいさつ
(2015年2月21日 13:00〜13:15)
1. 現場の医療安全の確保~新しい医療事故調査制度の施行を中心として~
(2015年2月21日 13:15〜13:55)
- 2015年6月18日に医療法が改正され、新たな医療事故調査制度が2015年10月1日より施行されます。医療の安全を確保するた めに、医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査結果を民間の第三者機関 (医療事故調査・支援センター) が収集・ 分析することで再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組みです。厚生労働省では既に「医療事故調査制度に関するQ&A」を公 表し、省令・ガイドラインの策定のために「医療事故調査制度の施行に係る検討会」を開催し、その施行に向けた作業を進めています。
- 「医療事故調査制度の施行に係る検討会」の進捗状況
- 医療事故に係る調査の仕組み
- 改正後の医療法 4.医療事故調査制度に関するQ&A
- 死因究明体制の推進
- 質疑応答/名刺交換
2. 医療事故・事件になった場合の対処法~院内事故調査委員会の運用を中心として~
(2015年10月1日 14:20〜15:05)
医療事故・事件が起きた場合には、医療機関や医療者としては、多面的な対処が要請されます。第一に、患者・家族への誠実な対応が必要 です。しかし、具体的に何を どのような要領で行えばよいのでしょうか、逆に、どんなことをしてはいけないのでしょうか。さらに、警察 やメディアへの対応も深刻な問題です。そして、これらへの総合対処のためのツールとして、院内事故調査委員会の活用にも習熟しておき たいものです。新しい医療事故調査制度の施行と絡めつつ、医療機関や医療者の実際的な対処方法について講義します。- 患者・家族への誠実な対応
- 警察への届出の要否 (医師法21条)
- 個別公表の要否 (メディア対応)
- 院内事故調の組織と運用
- 「予期しなかった死亡」とは何か
- 質疑応答/名刺交換
3. 院内IT化事業推進による医療安全対策への当院の取組み~IT医療機器を用いた看護業務の改善~
(2015年10月1日 15:25〜16:10)
近年、医療の進歩はめざましく、新しい検査や治療が次々と臨床現場に入ってくるようになった。また、日本は高齢化が進み、世界最高水準の高齢化率となっている。医療が進歩し社会的環境が変化してきているなかで、医療チームが患者・家族に対してどのように安全な入院治療を提供していくか、従前の方法では人的にも物的にも困難な状況になってきている。このような直面している課題に対し、当院では、院内IT化事業を強力に推し進め、専門職がチームの中で安心して力を発揮できるよう病院運営の改善に取組んできた。- IT化に合わせたナースステーションの改築
- 見守り型入院治療環境への変換
- 電子カルテ・看護支援システムでの安全対策
- 各部門システムでの安全対策
- システム連携バイタル測定医療機器の全ベッド導入
- 質疑応答/名刺交換
4. 医療安全の考え方~日本医療機能評価機構の医療事故情報収集等事業~
(2015年10月1日 16:15〜17:00)
社会はさまざまな部分社会システムによって構成されている。それぞれの部分社会の作動は、それぞれの部分社会に共通する予期に従う。規範的予期では、違背に対し、内的確信・制裁手段・合意によって規範を堅持しようとする。認知的予期では、違背を受けた状況において 、予期変更の方向を十分かつ明確に決められるという予期を自己の支えとする。法システムは前者、医学・医療システムは後者に属する。 日本医療機能評価機構の医療事故情報収集等事業は、同じ機構の産科医療保障制度が規範に偏っているのに対し、事実の観察に主眼が置か れている。- 社会システムのイメージ
- 法システムと医学・医療システムの違い
- 国民国家と世界で作動する部分社会システムとの齟齬
- WHOの医療事故報告システムガイドライン草案
- 医療事故情報収集等事業
- 質疑応答/名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 0円(税別) / 0円(税込)
- 複数名: 0円(税別) / 0円(税込)
備考
- 本セミナーは、協賛企画のため医療従事者限定とさせていただきます。