人と機械がつながる、人体通信とアプリケーション

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会場 開催

本セミナーでは、IEEE 802.15.6の新規格承認によって更なる利用促進が期待される人体通信技術について基礎から、用途開発について詳解いたします。

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プログラム

ウェアラブルヘルスケア機器で使われる近距離無線通信技術として、IEEE 802.15.6に規定された近距離無線に注目が集まっています。本講演では医療、ヘルスケアで用いられる近距離無線通信技術の概要と、近距離無線通信技術としては、新しい提案である人体通信の解説をします。  人体通信の通信機器は、筋電位や心電情報などの生体情報センシング機器の電極や回路と構成が似ていることから、人体通信機器を用いた生体情報の取得が提案され、遠隔医療やヘルスケアなどの医療ICT分野での応用が期待されており、本講演にて医療・ヘルスケア分野における当技術の可能性と実用化展望について解説いたします。

  1. 医療、ヘルスケアに用いる近距離無線 (IEEE 802.15.6)
    1. UHF帯狭帯域無線
    2. 超広帯域無線 UWB (ultra wideband)
    3. 人体通信
  2. 人体通信を理解するための基礎知識
    1. 磁界と電界
    2. インディアンの狼煙 (のろし) と人体通信
    3. 静電結合
    4. 人体通信の電極の考え方
  3. 高齢化社会における生活支援ロボット
    1. 人と生活支援ロボットの連携
      1. 生活支援ロボットとウェアラブルセンサ
      2. 生活支援ロボットの関節問題と人体通信
    2. 生活支援ロボットに課せられる試験
  4. 人体通信技術の医療現場への導入
    1. 人体通信技術をベッドに導入
    2. 人体通信を用いた人のぬくもり
  5. 生活の質 (QoL) の向上を目指した人体通信技術の導入
    1. 人工補助心臓用テレメトリーシステム
    2. 人体通信心電計

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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