本セミナーは、クリーンディーゼルにおける開発の現状の基礎から解説し、産官学が開発に乗り出す現状と今後の動向について詳解いたします。
(2015年4月14日 10:30〜12:00)
将来の動力源を考える場合、地球温暖化/エネルギーセキュリティー/大気質という問題を十分考慮することが必要である。各国のエネルギー政策・自動車の用途、インフラの普及レベルに応じて動力源の形態は変わっていくものであるが、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンといった内燃機関は今後も動力源の主流として発展していくものと考える。本講座においては、ディーゼルエンジンにフォーカスし、これまで開発されたエンジンの最新技術の紹介、将来に向けた技術動向について解説する。
(2015年4月14日 12:50〜14:20)
デンソーでは1995年にコモンレールシステムを世界で初めて量産化して以来、常に世界先端の技術を市場に提供し続けてきた。その先端技術開発のプロセスを中心に、コンポーネントからシステム制御、およびトータルエンジンマネージメントシステムまでの最新技術と将来進むべき方向を紹介する。
(2015年4月14日 14:30〜16:00)
近年日本でもクリーンディーゼルエンジン搭載車が注目されているが、欧州では一足先にディー ゼル乗用車が普及してきた。この背景には二酸化炭素排出規制の動向などがあるが、この間に過給技術、燃料噴射技術、燃焼技術および排出ガス処理技術が進歩、ガソリン車に遜色のない性能をより少ない二酸化炭素排出量で実現している。