2014年は電機大手各社からヘルスケア関連事業を基幹に据える発表が相次ぎ、電気系・機械系・情報系などにとって、医療機器やヘルスケアの関連産業が、無視できない様相を呈してきました。しかし各社の担当者とも、手探り状態でともいえる状況が続いています。
本セミナーでは、この分野の社会的な背景を整理し、潜在的な市場を探るための基礎を学び、最近の話題について触れていきます。バイオ系の話題や、規制産業としての特徴を、これらについてなじみの薄い電機系技術者向けに解説していきます。
- デジタルヘルスケアとは何か
- 社会的背景
- 医療全般について政府統計データや推測値からわかること
- 医工連携の新時代
- 医療・健康ビッグデータ、トリリオンセンサ
- 三大死因の特徴と現状の関連医療機器
- がん・循環器系疾患・呼吸器系疾患
- ウェアラブルヘルスケア
- 市販センサの仕組み
- 各種簡易分析器
- 血糖値センサの現状と将来、および生活習慣病対策について
- 生活習慣病、とくに糖尿病の特徴
- 穿刺採血酵素電極方式、連続血糖計、開発段階の各種方式
- 運動と食事をコントロールするために
- 医薬品医療機等法 (旧薬事法) との付き合い方
- レギュラトリーサイエンスとしての付き合い方
- 規制されることと規制されないこと
- まとめ