津山慈風会の170億円を投じる生き残り策と各種データの収集・分析による10年後の自院の将来ビジョン策定が急務

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プログラム

1. 170億円の事業計画は、無謀か起死回生か?

(2015年2月13日 13:00〜14:55)

当院は岡山県北に位置する三次救命センターを併設する535床の急性期病院である。現在28万人の医療圏に唯一存在する地域医療支援病院であり、岡山県北医療の最後の砦として機能しています。来るものは拒まず、言葉を変えれば患者を選ぶことができない環境において、どのように収益を上げ、コストを下げるかに、日々腐心している一端を披露したい。
そして2040年には約3割の人口減が予想される地域での生き残り策として、総計約170億円の事業を計画している。まず、中国四国地区で初の試みである、がん陽子線治療を導入。そして、個室を重視した新病棟の増改築。最後にハイブリット手術やロボット手術を可能にする手術室を増設。これらを今後3~4年かけて完成を目指している。
病院ビジョンである「2020年までの日本に誇れる医療サービス空間の構築」を目指して。

  1. 病院の概要と背景
  2. 収益アップの取り組み
  3. コスト削減の取り組み
  4. 職員満足の重要性
  5. 陽子線治療センターを中心として今後の展望
  6. 質疑応答

2. 自院の将来ビジョン策定のための着眼点とデータ活用術/10年後地域で選ばれる医療提供とは?/「何をする」より「どうあるか」というスタンスが重要

(2015年2月13日 15:05〜17:00)

昨年から始まった病床機能報告制度は、第7期医療計画前の早い段階で病床機能を決定しなければ客観的データでの勝負となり、ポジショニングが確保できなくなることを示唆しています。
当面は、機能の焦点をどこに置くかがポイントとなりますが、そのためには地域における各種データの収集、分析できる体制が求められます。しかし、日々多忙な医療機関では、「わかっていてもなかなか取り組めない」のが現状ではないでしょうか。
さらに、データ活用で大切なのは仮説思考と逆算の思考。つまりアウトプットを先にイメージできないとせっかく作成したデータも経営に落とし込むことができません。
本セミナーでは病院が将来ビジョンを策定するために、どのような視点でデータを活用するかを解説しながら、10年後地域で選ばれる医療機関となるために「どうあるべきか」を提言致します。

  1. 10年後地域で選ばれる医療提供の在り方
  2. なりたい状態を具体的にフルカラーで描く (ビジョナリープランの策定)
  3. 質疑応答

会場

紀尾井フォーラム
102-0094 東京都 千代田区 紀尾井町4-1
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