(2015年1月28日 13:00〜14:15)
トヨタ自動車 (株) 情報電子システム開発部 主査
金光 寛幸 (かねみつ ひろゆき) 氏
車載センサーの高度化が進み、自動ブレーキによる衝突回避支援などの商品が生まれるとともに、自動運転の開発についても各社よりアナウンスされており、近年のホットトピックとなっている。 本講演では、漠然とした自動運転というものをドライバーとの関係から定義し、その価値を整理するとともに、トヨタの考える高度運転支援システムと自動化技術の関係について述べる。またSIP自動走行など国が主体となり進めているプロジェクトについても紹介する。
(2015年1月28日 14:25〜15:40)
オートインサイト (株) 代表 技術ジャーナリスト・編集者
日経BP未来研究所 客員研究員
鶴原 吉郎 (つるはら よしろう) 氏
今後20年で、クルマは知能化が急速に進む。2020年までに、ほとんどのクルマに自動ブレーキや車線逸脱防止などの運転支援システムが搭載され、人間の運転操作をほとんど必要としない自動運転技術も実用化する見通しだ。2030年以降には、人間の関与を必要としない完全な自動運転が実現するだろう。そうなったとき、自動車産業はもちろん、社会のあり方も大きく変化する。 本講演では、自動運転技術の最新動向から、将来予測される自動車産業の変化、社会に与える影響までを分析する。
(2015年1月28日 15:45〜17:00)
ETAS エンベデッドセキュリティ 工学博士 シニア・コンサルタント
岡 デニス 健五 (おか でにす けんご) 氏
自動運転・運転支援システムはセンサーや外部からの通信内容に基づき車の制御に影響を及ぼす。このようなシステムに対する攻撃は命にかかわることもあり得るため、セキュリティーは不可欠だ。 本講演では、V2Xセキュリティとセキュアハードウェアプラットフォーム等について解説する。