新世代監視カメラへの要求とその実現技術
(2015年3月6日 13:00〜15:00)
現状の監視カメラと、新世代監視カメラの現状について解説いたします。
また、実際のカメラや画像処理機器を使用したデモを行い、理論だけでなく、実感していただければと思います。
- カメラによる画像処理の方向性
- 現状のカメラのトレンドと問題点
- 明るい素子
- 高画素の素子
- CMOSとCCD
- 明るくすると…
- 高画素 (高ビット) にすると…
- CMOSとCCDどちらがよいか
- 新世代監視カメラの使用用途別トレンド
- 画素数 (2K / 4K / 8K)
- インターフェース (HD-SDI / IP)
- 新世代カメラに要求される後処理認識技術への対応性能
- 認識のために必要なカメラの機能
- 認識に必要なカメラチューニング
- 昼間の撮影
- 夜間の撮影
- 画像鮮明化技術の必要性
- 網膜模倣原理 (DRC) と一般カメラWDR処理 (HDR) の違い
- 現状と次世代カメラ
マルチアパーチャカメラによる高感度化・I高速化/Time-of-Flight距離画像計測
(2015年3月6日 15:00〜16:30)
川人・香川・安富研究室で開発している技術の中から,多眼によるCMOSイメージセンサの低ノイズ・高感度化技術と,Time-of-Flightに基づく距離画像センサについて解説する。
- マルチアパーチャカメラによる低ノイズ・高感度化
- マルチアパーチャカメラ
- CMOSイメージセンサのノイズ源
- CMOSイメージセンサの低ノイズ化回路技術
- マルチアパーチャと選択的平均法に基づくノイズ低減 (高感度化)
- CMOSイメージセンサにおけるサブナノ秒電荷変調技術と距離画像計測
- 電荷変調とその応用
- ラテラル電界制御:超高速電荷転送と電荷排出
- 背景光除去機能をもつマルチタップTOFイメージセンサ
- サブミリ距離精度を実現するTOFイメージセンサ
- マルチアパーチャ方式を用いた超高速CMOSイメージセンサ
- 原理
- 圧縮センシング
- 応用:超高速撮像・他