病院の風評を損なわないハードクレーマー対策講座

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会場 開催

本セミナーは、医療機関に関わる各種問題を専門とする弁護士が、豊富な実例をもとに具体的なクレーム解決術を伝授すると共に、対応マニュアルを紹介し院内チェックリストの解説をいたします。

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プログラム

本セミナーは、医療機関に関わる各種問題を専門とする弁護士が、豊富な実例をもとに具体的なクレーム解決術を伝授すると共に、対応マニュアルを紹介し院内チェックリストの解説をします。  実践編では、実務上、問題となりやすい事例に対するケーススタディを解説し、その後、受講者からの質問に回答する形で、現在、受講者が悩んでいる事案の解決の役に立てるよう、できる限りの情報提供をしていきたいと考えています。また、クレーム対応で、病院の風評を損なわずに対応をするワンランク上のサービスを目指します。

1. ハードクレーマー (モンスターペイシェント) 対策 (基礎編)

(2015年2月13日 13:00〜15:00)

  1. ハードクレーマー側の基本的テクニックを知ろう。
    1. 粘着質で、激高し、長時間拘束し、一筆書かせて、即答を要求。
    2. 末端者のミスでも、教育体制や管理体制の問題として捉え、上へ上へ事を大きくする。
    3. 被害を強調し、常識や世間の問題に訴え、金を引き出しやすい所を攻撃。
  2. ハードクレーム対応の3鉄則
    1. 3ステップ 謝罪→調査→対処、
    2. 組織的対応 具体的にどうすること?
    3. 切り札の用意 外部者との連携方法
  3. モンスターペイシェント対策のための法的知識
    1. 強要罪、恐喝罪、脅迫罪
    2. 業務妨害罪、不退去罪
    3. 迷惑防止条例、プロバイダ責任制限法
    4. 大クレーム対応とモンスター化防止策
    5. 7大クレーム対応 (院長を出せ、体を元にもどせ、誠意がない、大声、一筆書け等)
    6. カメラ付き応接室 録音の無許可でも良いか?
    7. 言葉尻を捉えられない方法 正しい言葉遣い、スキのない所為
  4. クレーム対応-プロとアマの違い
    1. 初期対応 (①沈静化、②要求の明確化、③証拠保全化)
    2. クレーム内容調査 (①事実と評価の分離、②供述の合理性)
    3. 解決案の策定 (①示談契約書、②念書・警告書、③慰謝料の裁判基準)
    4. 示談交渉 (①事実の重み、②無理に解決を図らない、③交渉窓口変更通知)
  5. クレーム対応マニュアルとチェックリストの策定
    1. クレーム対応マニュアル (講師作成のマニュアルの解説)
    2. クレーム対応チェックリストの解説 (あなたの病院は何点?)
    3. 各種業界のクレーム対応マニュアルの紹介 (①警察、②弁護士会、③ホテル、④飲食業)
  6. クレーマーに対する診療拒否・退院要請と医師法19条1項の応招義務

2. 事例に学ぶ患者クレーム対応術 (実践編)

(2015年2月13日 15:00〜16:00)

Q&A: このようなケースはどうしたらいい?

実際に発生した事例を受講者からいただき、その一つ一つに時間の許す限り丁寧に講師が回答いたします。心強い対応の引き出しを増やすことのできる生の講座です。

会場

新大阪丸ビル新館
533-0033 大阪府 大阪市 東淀川区東中島1丁目18番27号
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