本セミナーでは、塗布膜の乾燥の理解に必要となる物理学の基礎から解説し、塗布膜の不具合の原因と対策、未然防止策について詳解いたします。
日時
- 2015年2月27日 10時30分〜 2015年2月27日 16時30分
開催予定
プログラム
塗布膜の乾燥機構の解明は、半導体プロセス工学におけるレジスト塗布工程をはじめとして様々な工学等の分野で求められている重要な課題である。塗布膜の乾燥においては 、例えば乾燥後の膜厚分布が均一になることが求められるが、多くの場合、膜厚分布が均一にならず、また乾燥条件によって膜厚分布が変化することが経験的に知られていた。均一な乾燥後の膜厚分布を得るためには、塗布膜の乾燥過程の機構を解明することがまず必要で、その解明を経て、必要な制御を系に施すことにより、均一な乾燥後の膜厚分布を得るという目標へ近づくことになる。均質な膜分布を得る場合も同様である。また、乾燥後の様々な欠陥を克服する際にも、同様のプロセスが必要となる。 本講演では、塗布膜の乾燥工程の機構を解明するにあたり必要となる物理学的知識、考え方の講義から始めて、それらを基にした上記工程のモデル化の実際、およびその数値シミュレーションの実際を概説するとともに、これに基づいて様々な塗布膜不具合の原因を物理学的に考察する。そして、膜乾燥における様々な欠陥、問題の克服に向けて考察する。 この講演が、今後参加者が実際に扱う系の乾燥過程の理解および乾燥後の欠陥対策のヒントとなることを目指す。
- 塗布膜の乾燥工程の概要と課題
- 液体の理論
- 液体の一般理論
- 液体の理論のモデルへの導入のポイント
- 溶液の理論
- 溶液の一般論
- 高分子溶液の特徴
- 溶液の理論のモデルへの導入のポイント
- 表面・界面の理論
- 表面張力
- 界面のぬれ
- 界面のゆらぎ
- 表面・界面の理論のモデルへの導入のポイント
- 溶媒の蒸発速度の理論
- 溶液中の溶質・溶媒の動力学
- 拡散方程式
- 流体方程式
- 揮発中という非平衡状態での動力学
- 平坦な基板上に塗布された高分子溶液の揮発過程
- 最もシンプルなモデル化
- シンプルなモデルの改良
- 精密なモデル
- 数値シミュレーション結果の例
- シミュレーション技術
- 拡散方程式の解法
- 流体方程式の解法
- 実験によるモデルの検証
- モデルの発展
- 3次元モデル
- 溶質の種類が複数ある場合
- 溶媒の種類が複数ある場合
- 具体的な現象へのモデルの応用 (様々なムラ等)
- 膜厚制御の実際、今後
- 様々なムラ等の制御の例
- 端部の凹凸の制御の例1:温度管理
- 端部の凹凸の制御の例2:気圧管理
- 端部の凹凸の制御の例3:濃度管理
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 42,750円(税別) / 47,025円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。
複数コース申込割引受講料について
- 2コース同時申し込み割引
- 通常受講料 : 92,340円(税込) → 2コース申込 割引受講料 76,950円(税込)
- 全3コース同時申し込み割引
- 通常受講料 : 138,510円(税込) → 全3コース申込 割引受講料 112,860円(税込)
3日間コースのお申込み
割引対象セミナー
- 2015年2月6日「乾燥操作の基礎と効率改善・トラブル対策の要点」
- 受講料 : 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2015年2月13日「塗布膜の乾燥技術と制御方法」
- 受講料 : 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2015年2月27日「塗布膜の乾燥工程・理論と数値シミュレーションによる欠陥対策ノウハウ」
- 受講料 : 42,750円(税別) / 46,170円(税込)