水素社会実現に向けた環境整備と成長戦略

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プログラム

1. 燃料電池自動車の安全基準に関する世界統一基準について

(2015年1月29日 13:00〜14:15)

自動車の技術基準を国際調和する取組みは国連の自動車基準調和世界フォーラム (UN/ECE/WP29) で進められている。日本はこれに積極的に関与しており、世界に先駆けて定めた燃料電池自動車の基準を世界に広めるべく活動した。その結果、2013年6月に、水素を燃料とする内燃機関自動車、燃料電池自動車の安全性に関する世界統一基準 (HFCV-GTR) が成立した。その経緯と概要を述べる。
  1. 自動車の国際基準調和
  2. 世界統一基準 (HFCV-GTR) 成立までの経緯
  3. HFCV-GTRの概要
  4. その後の動き
  5. 今後の課題
  6. 質疑応答/名刺交換

2. 水素社会の実現に向けた東京都の取組み

(2015年1月29日 14:25〜15:25)

東京都では、水素エネルギーの普及に向けた戦略の共有及び機運の醸成を図ることを目的として「水素社会の実現に向けた東京戦略会議」を設置し、水素エネルギーの普及に向けた議論を深めてまいりました。そして、昨年11月には、本会議での議論を踏まえ、東京オリンピック・パラリンピックでの水素エネルギーの活用に向けた環境整備等のための具体的な戦略目標や施策について取りまとめを行いました。 本講演では、水素社会の実現に向けた東京都の取組み等について紹介します。
  1. 水素エネルギーの意義について
  2. 水素の安全性と社会的受容性について
  3. 水素社会の実現に向けた東京戦略会議の中間まとめについて
  4. 東京オリンピック・パラリンピックでの活用に向けた環境整備について
  5. 都の支援策について
  6. 質疑応答/名刺交換

3. 世界の水素ビジネス動向を踏まえた長期視点での成長機会

(2015年1月29日 15:30〜17:00)

我が国では、2020年のオリンピックを「環境日本」のショーケースとすべく、今後5年間は水素ステーション整備をはじめとした様々な促進施策が講じられる。一方で、産業用燃料電池機器普及で先行する米国や、再生可能エネルギー導入を水素で後押しする欧州など、グローバルでも新しいビジネス創出に向けた政策が見られる。民間企業にとっては、インフラに関連する事業ゆえに、10年スパンの長期視点から成長機会を捉えることが必要となる。 本講演では、日米欧の水素ビジネス動向を概観したうえで、オリンピック後も含めた長期視点からの成長戦略の視点を提供する。
  1. 水素ブームのこれまで
  2. オリンピックを契機と捉える日本
  3. 産業用市場創出で先行する米国
  4. 再生可能エネルギー活用の欧州
  5. 長期的事業戦略の視点
  6. 質疑応答/名刺交換

会場

AP品川
108-0074 東京都 港区 高輪3-25-23
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