(2014年12月18日 13:30〜14:10)
国内外から選好される魅力ある観光地域を形成するためには、観光客の行動・動態を把握した上で、適切な取組を実施することが重要である。本講演では、GPSによる「位置情報」 (個人情報は一切含まれない統計的なデータ) を活用し、今後の観光による地域振興に資する、観光客の行動・動態のデータベース作成とその調査・分析手法の構築に関する取組みを紹介する。(2014年12月18日 14:15〜15:05)
高精度測位技術を活用し、外国人や高齢者を含めた誰もがストレスなく移動・活動でき、災害時にはこれらの人々を円滑に誘導できる社会の実現が望まれる。本講演では、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、屋内・屋外シームレスな高精度地図、屋内測位環境、案内標識等の電子データ等の空間情報インフラを整備し、防災や観光等に活用するために東京駅周辺で取組んでいる内容等を紹介する。(2014年12月18日 15:15〜16:05)
ナビタイムジャパンでは「ナビゲーションサービスにおける世界のデファクトスタンダート」を目指し、様々なナビゲーションサービスを提供している。その中のひとつとして、2013年10月より訪日外国人向けのナビゲーションアプリ「NAVITIME for Japan Travel」の提供を開始した。近年の訪日外国人の増加に伴い、本アプリのダウンロード数も伸びている。本アプリでは本人の同意を得た訪日外国人ユーザーの行動ログを蓄積し、訪日外国人の行動分析や調査を行っている。本講演では行動ログの活用事例、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての展望を紹介する。(2014年12月18日 16:10〜17:00)
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて経済波及が大きいのはハードを多く含む建設・不動産・交通などの分野が代表的だが、ソフトを多く含んでICTを活かしやすいのは観光分野とされている。本講演ではNTTグループを始めとするICT関連の企業各社及び観光振興に関わる企業・団体におけるICTの観光分野への適用状況を概観すると共に、勃興してくるビジネスの現状や将来について考察する。