本セミナーでは、 タック・粘着力測定における剥離のメカニズムについて、主にレオロジー・非線形動力学の立場から解説いたします。
日時
- 2015年2月17日 13時00分〜 2015年2月17日 17時00分
中止
プログラム
粘着力の決定には、粘着剤の表面張力や粘弾性といった物性だけでなく、粘着剤の変形による形態形成、装置の剛性といった、動力学的要因も重要である。実際、同じ粘着テープでも、どのような速さで剥離するか、また、テープの貼られている系の固さ (剛性) によって、剥離の様子は大きく異なる。 この講演では、 特に、タック・粘着力測定における剥離のメカニズムについて、主にレオロジー・非線形動力学の立場から解説・紹介する。
- はじめに
- 「粘着」とは?
- 無矛盾な課題「剥がれにくく、剥がれやすい粘着剤」
- 高分子の粘弾性
- 剥離のタイプ
- 界面破壊・凝集破壊
- 空間スケールと剥離現象
- 粘着の強さを決める要因は?
- 粘着とレオロジー
- 高分子の粘弾性
- 時間-温度換算則
- 変形と流動
- マクスウェルモデル
- 複素弾性率
- 剥離と粘着の三要素
- タック・保持力・粘着力
- 粘着特性に関する経験則
- ダールキストの経験則
- 粘弾性の窓 (良い粘着剤を、粘弾性から判断する)
- テープ剥離時の応力分布
- テープの厚さ依存性、剥離角度依存性
- 高分子の粘弾性
- 剥離による粘着剤の変形・形態形成
- Viscous Fingering
- 粘着剤の不安定性
- タックにおける粘着剤の形態形成
- cavity、fibrilの形成と粘着力
- 剥離速度・温度依存性
- 粘着テープの剥離における粘着剤の形態形成
- 剥離のマスターカーブ
- fibril 形成、tunnel 形成のメカニズム
- Viscous Fingering
- 剥離のダイナミクス
- 剥離の非線形性・非単調性
- 自励振動する系の例
- 剥離速度・装置剛性の影響
- tunnel 構造の出現と粘着力の関係
- 動的相図の重要性
- 剥離の非線形性・非単調性
会場
受講料
- 1名様: 43,000円(税別) / 47,300円(税込)
- 複数名: 56,000円(税別) / 61,600円(税込)