(2014年12月10日 14:00〜15:10)
世界の音楽業界はインターネットの出現から大きく変化を続けてきた。既存の音楽ビジネスは成り立たなくなり、ビジネスは厳しい状況に苦しんでいる。音楽市場は崩壊したのか、それとも生まれ変わろうとしているのか。インターネット時代の音楽ビジネスの変遷を振り返りながら、最新の状況を横目に謙虚に過去から学びながら、これからのあるべき音楽ビジネスについて考察する。(2014年12月10日 15:20〜16:30)
モノがインターネットに繋がるスマート工業社会が到来する中、米国で動画コンテンツのCATVなど伝統有料テレビ離れが進み始めた。CATV契約などとは無関係なインターネット独立有料サービスのHBO GOやCBSオールアクセスなどの動きである。衛星テレビ2位のデイッシュネットワークも年内目標でインターネット上の独自配信サービスNutvTV (仮称) を準備している。ソニーも同様である。これらのサービスをNetflixやHulu、アマゾンプライムビデオと適度に組み合わせれば、値段の高い伝統有料テレビサービスは不要となる。また米国FCCの番組提供義務はインターネットに拡大される。その結果、コードカットの環境は整い始めている。 いよいよ噂されるアップルTV本格版の登場に適したエコシステムが出来始めた。そうした中、いよいよ動画OTTサービスで注目のNetflixが日本に上陸する日が近いと噂されている。 本講演は、伝統有料テレビ離れを始めた動画コンテンツの動きとスマートテレビの動きを連動して考察する。