色彩・質感の認知メカニズムと定量化及び製品デザインへの応用

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本セミナーでは、消費者の感性に響く製品デザインを実現するため、色彩・質感の認知メカニズム・定量化手法から、製品開発への応用手法までを詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 視覚科学と色彩工学の基礎

(2014年12月18日 10:30〜11:45)

 よい製品には高い性能 (スペック) が必須であるが、製品の「見た目」も性能と同じくらい重要なファクターである。ただ、見た目の評価は人の脳が行なっているため、定量化には人の評価特性を明らかにし、それを反映させる必要がある。形や色については計測・評価が厳密に行えるようになってきたが、「質感」という高次感性情報の定量化や解明には程遠い、というのが現状である。  本セミナーでは、色彩・質感認知を理解する上で必要な視覚科学と色彩工学の基礎を理解した上で、現時点における質感研究の成果 (メカニズムや定量化) を俯瞰するとともに、その測定法や応用まで、実例をあげながら紹介する。

  1. 視覚科学と色彩工学の基礎
    1. 視覚系の基礎
    2. 測光・測色の基礎
    3. 色覚の基礎
    4. 形状知覚の基礎
    5. 心理物理学測定法

第2部 色彩・質感認知のメカニズムと定量化

(2014年12月18日 12:30〜13:45)

  1. 色彩・質感認知のメカニズムと定量化
    1. 画像処理・CGによる視覚刺激生成
    2. 光沢知覚特性
    3. 生鮮野菜の鮮度認知特性
    4. 肌年齢の認知特性
    5. 退色過程の定量化
    6. 退色・風化の画像シミュレーション

第3部 色彩が消費者の心理・行動に与える影響と製品開発への応用

(2014年12月18日 13:55〜15:10)

 色彩はひとの心に直接響き、短期的あるいは長期的に記憶に残るデザイン要素である。そして色彩はデザイナーやコーディネーターだけが上手に使いこなせばよい、というものではない。商品企画部門、営業販促部門、技術部門、マーケティング部門、経営部門それぞれに携わる方々にとっても色彩と無縁ではいられないのが現在のビジネス環境なのである。  ところが、色彩は“センスの問題”であり、十人十色と言われるように“主観性が高いもの”であると思われている。誰しもが色彩について意見が言えるが、最適な色彩を決めることは難しい。商品コンセプトを反映したカラーリング、コーポレートイメージを反映したブランドカラー、使用環境・設置環境に適した色彩計画、といったものを実現するための方法を紹介したいと思う。それはコンセプトと色彩を結びつけて考えたり、ひとの好みと色彩を結びつけて考えたりするための客観的な感性ツールである。この感性ツールは色彩だけなく、質感や素材感を対象として応用展開が可能である。

  1. はじめに
    1. 今注目されていること – 感性価値 -
    2. 今注目されていること – 色彩と質感 -
  2. カラー&イメージにより感性をとらえる方法
    1. カラーイメージ調査
    2. カラーイメージスケール
  3. 感性マップの分野別応用
    1. ファッション
    2. インテイリア
    3. プロダクト
  4. 質感・素材感を感性的にとらえる
    1. 色彩と質感の関係
    2. 質感イメージ・素材感イメージ
  5. 生活者の嗜好性
    1. 生活者の感性的セグメント
    2. 商品ターゲットの設定と見える化
  6. 実践的な色彩戦略アドバイス
    • ※受講者がご担当されている商品の色彩に関する課題や悩みについて、事前にお知らせ頂ければ、講師が当日簡易な分析をします。

第4部 ~素材・技術から発想するデザイン~ CMFデザインを使った感性に訴える商品造り

(2014年12月18日 15:20〜16:35)

 性能、形に差異を持たせるのが難しい現在の製品デザイン。  高級、かわいい、心地良いなど、感性に訴えかけ、ユーザーにとって魅力ある商品、メーカーにとって高値付けできる付加価値の高い商品づくりには、C M F (カラー・マテリアル・フィニッシュ) デザインの存在が欠かせない。  しかし、製品デザインの中においてCMFの重要度が理解されているとは言えず、また、いざCMFデザインに手を付けようと思っても、どう開発すれば良いのか分からない、というのが実情であろう。  CMFの役割と、その開発手法について、事例を挙げながら紹介する。

  1. CMFデザインとは
    1. CMFデザインが求められる「背景」
    2. CMFデザインで「感性」を表現する
    3. 「トレンド」の重要性
    4. 「バリエーション」の考え方
    5. CMFデザインの「課題」
  2. CMF発の新しいものづくりの仕組み
    1. デザインと技術を「繋ぐ」
    2. 技術を素材に、素材をデザインに「変換」する
    3. CMF DESIGN LINKでの「ものづくり」
  3. CMFデザインを「売る」ために
    1. 技術・素材のブランド化
    2. 世界が求める「日本のC M Fデザイン技術」

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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