米国放送メディア市場の最新トレンド

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NCTA The Cable Showは今年が最後になった。NCTAのThe Cable Showは消え、来年からはInternet and Television Expo (INTEX) になると発表した。全米ケーブルTV連盟の展示会から「ケーブル」の名前が消え、インターネットが筆頭となった。それを表すようにHBO、CBS、ESPNは独自に有料ストリーミング配信を発表している。しかし、これでインターネットビデオ (OTT) の勝利が決まったとも言えない。Netflixは成功しているし、着々と海外展開を進めている。だが、ComcastはそのOTTサービスのStreampixから撤退し、VerizonとOuterwallのJVであるRedbox Instantもたったの2年でギブアップした。Sony、DISH等のOTTベースのバーチャル・ケーブルTVの動きもあるが、進歩は遅い。また、OTT向けのSTBも大ヒットしている訳ではない。最初の週末で1,000万台が売れたiPhoneと比べれば、Apple TVもまだ「趣味」の世界である。ただし、変化の兆しは徐々に本格化し、市場全体を変えつつあるのかもしれない。 本講演では、アメリカの最新事情を報告し、今後起こり得る変化と影響について検討する事が目的である。

  1. 放送業界のトレンド
    1. 2014年2Qの視聴動向と視聴形態の変化
    2. 2015年の放送帯域の返上と競売
    3. ケーブルTVの衰退 ~コードカッティングは止まったのか?
    4. 放送よりブロードバンドに価値があるのか
  2. OTTビデオの動向
    1. Netflixの成功
      • 拡大する海外展開 ~日本進出はどうなる?
      • モバイル視聴への対応
      • Redbox Instantの敗因
      • HBO、CBS、ESPNの独自ストリーミング配信 ~TV Everywhereは失敗か?
      • バーチャル・ケーブルTVは成功するか?
      • iSTB (Apple TV、Roku、Google Chromecast、Fire TV) の 急進と今後 ~Apple TVに変化の兆し: 膨大なCDN構築はビデオサービス本格化の準備か?
  3. 質疑応答/名刺交換

会場

アーバンネット神田カンファレンス
101-0047 東京都 千代田区 内神田3-6-2
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