本セミナーでは、蓄積された経験と研究成果への理解を深め、過去の重大損傷事例の紹介を含めて講義し、構造物の安全な維持に必要な各種手法を詳解いたします。
老朽化した膨大な社会・産業資産としての構造物 (設備、機器) を安全に維持するために、保全関係技術者の重要性が高まっている。構造物の主構成材料である金属材料では、長い歴史の中で構造物の破損原因となる材料の損傷機構はほとんど解明され、寿命予測技術も進歩してきた。本講義は、保全関係技術者に、蓄積された経験と研究成果への理解を深め、過去の重大損傷事例の紹介を含めて講義し、構造物の安全な維持に必要な各種手法を習得してもらうことを目的としている。