特許制度のポイントは独占の代償として強制的に新技術を公開させることにあります。したがって、先端テクノロジー企業の特許公報を分析することは、プレスリリース等からは出てこない真の技術戦略を知るヒントになります。 本講演では、影響力のある注目プレイヤーの技術戦略を読み取るための特許文献の活用法について概説すると共に、Apple、Google、Samsungを初めとする代表的グローバル・テクノロジー企業の最近の特許公報から代表的なウェアラブル関連発明をピックアップし、各企業の将来の方向性を考察します。