本セミナーでは、検図の基礎から解説し、検図をスムーズに進めるポイントを解説いたします。検図の負担が軽減され、凡ミスを無くすための講座です。
あなたの所では、設計担当者に間違いを作り込ませておいて、上司が後から探す検図を出図前に行ってはいませんか? 設計の間違い防止では、如何に設計途中で間違いの作り込みを防ぐか? が、大切です。そのためには、作り込まれた間違いを後から探す検図をしていてはだめで、設計を進めて行く過程に注意を払う必要があります。つまり検図の方式を、従来とは対応を変える必要があります。 また間違いの形態には、不注意で発生する間違いと、判断による間違いの二種類があります。不注意の間違いは、注意すれば防げる間違いであり、これを上司・先輩や同僚の手を煩わし検図するのは、大変無駄なことであります。本人の注意が行き届かないのは、注意の仕方が判らないことと、業務へ集中できないためです。一方判断の間違いは、識らないことが原因の間違いです。つまり識らないのに勝手に判断し、間違いとするものです。 従って設計時の間違い防止のために上司・先輩が組織的に必要な対応は、設計時に必要な技術基準と注意の要点をどの様な形態で事前に設計担当者へ指導・与えるか? に、掛かっていると言えます。 これらの設計時間違い作り込み防止に必要な検図と凡ミス退治の方法と考え方を、本セミナーでは講師の豊富な経験を許に、101のケーススタデイで具体的な対応法をご紹介致します。