2015年2月にIOC・IPCに提出する大会開催基本計画とその冒頭に記載する大会ビジョンの検討状況を中心に、組織委員会の発足から約9ヶ月間の動向や東京大会によって残すべき「レガシー」について説明する。
2013年9月に2020年オリンピック・パラリンピック大会の東京への招致が決定してまる1年。東京開催が決定して以降、閣僚としてオリンピック・パラリンピック担当大臣 (現時点では文科相が兼務) が発令され、政府サイド各省庁の取組を総合調整する部署として、内閣官房に「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室」が設置された。この1年間に政府サイドではどのような検討を進めてきたのか。その進捗状況を報告するとともに、今後の政府サイドの取組みの展望や課題、関係諸機関とのどのように連携を図っていくべきかについて概説する。
2020年東京大会の成功には日本選手の活躍が不可欠であるとともに、東京だけでなく日本全体が盛り上がり海外からの競技関係者・観戦者を心から「おもてなし」できるような機運も醸成されることが必要である。このため、来年度から本格的に競技力向上やオリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進に向けた施策を総合的に展開することとしており、今回は2015年度概算要求の内容を中心に説明する。
シスコは全てのもの、プロセス、人が繋がり新しいビジネス価値を生み出すIoT (Internet of Everything) の世界実現に取組んでいる。本講演ではロンドンオリンピックでのシスコの役割を紹介すると共に、こうした国家的なイベント開催期間中のみならずその後を見据えた、ICTによる安全、省電力、高度な都市サービス機能が提供されるスマートシティ作りへのシスコの取組みやICT活用による新しいスポーツビジネスの世界を紹介する。
Atosは、 「Powering Progress」をテーマに、お客様の未来に繋がるサービスにフォーカスし、様々なテクノロジーと業界に特化したサービスを提供している。その一環として、アトスは2001年よりオリンピック・パラリンピックのワールドワイドITパートナーを務めており、2020年東京大会においても、システムインテグレーション、システムマネジメント、コアホスティングサービスとゲームアプリケーションを提供させて頂く。本講演では、アトスのインテグレーション、プロジェクトマネジメントおよびITオペレーションの概要と、2020年東京大会に向けての取組みを紹介する。
2012年のロンドン。多くの建物やICTの準備は、2年前には安定的に稼動できる状態にあり、1年前には、実際に競技 (国内競技など) で様々な施設で実施した。BTにとって計画立案から検証、完成まで4年しかなく、その間にだれも予測しなかったiPhoneの登場があり通信量が膨大に増加した。BTは通信量の予測をかなり大規模にし、ネットワークの重複化をあらゆるシステムで実施していたため、スマートフォンの登場に対応するWi-Fiの導入にも対応ができた。本講演では、実際に行ったリスク対応と今後の変化と挑戦に対する当社の考え方について話しをする。