消費者視点のストレス快適性評価と化粧品/ヘルスケア製品開発への応用

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本セミナーでは、生活者視点に沿ったストレス快適性評価法の実例を多数上げて紹介し、化粧品やヘルスケア品の開発のヒントを提供いたします。

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プログラム

生活者の生活の質の向上・維持のためにストレス低減を目指した技術の提案や製品開発は、大変重要であると思われる。特に日本では、ストレス低減や改善を謳った商品が巷に溢れており、TVや雑誌などのメディアでもストレス関連記事の特集などは、枚挙に暇がないほどである。 しかしながら、一方では、日本人女性は、海外の女性に比してストレス意識が有意に高いという驚くべき調査結果が報告されている。このようにストレスを改善、緩和する手法や技術の多くが開発され、巷に溢れているのにも関らず、生活実態では、ストレス意識が高いという現実を目のあたりにするとストレス実態に則した、より効果的な技術やそのための評価手法の開発が必要と思われる。 そこで、本講では、生活者視点に沿ったストレス快適性評価法の実例を多数上げて紹介し、化粧品やヘルスケア品の開発のヒントを提供したい。

  1. ストレス・快適性とは?
    1. ストレス学概論:セリエのストレス学説と現代社会
    2. ストレスに関連する実態調査 (地域差、年齢差、性差など)
    3. ストレス、快適性評価における生体反応
  2. ストレス・快適性と生理反応
    1. 中枢神経活動/自律神経活動/循環系/分泌系
    2. サーカディアンリズムと生体機能バランス (交感・副交感、ホルモンなど)
  3. ストレス・快適性評価のための心理、生理関連計測技術
    1. 心理的評価法 (例:SCL、POMS、STAI、CMI、SDSなど)
    2. 生理的評価法1 (自律神経系:呼吸、心電図、血圧、脈波など)
    3. 生理的評価法2 (分泌系、循環系、唾液、発汗、皮膚温など)
    4. 生理的評価法3 (中枢神経系:脳波、NIRS、fMRI、SPECTなど)
    5. 総合的評価法 (ウエラブル、体動、睡眠、咀嚼、重心動揺など)
  4. ストレスが生活者の心理生理、健康に及ぼす影響
    1. 生活者の愁訴概説 (性差、加齢変化、更年期など)
    2. 皮膚・生理機能 (肌代謝、くすみ、むくみ) への影響
    3. 睡眠 (不眠、日中活動、起床時気分) への影響
    4. 食欲 (絶食、過食、満腹、ダイエット) への影響
    5. 女性の冷え症状 (季節性、加齢、更年期) への影響
    6. グローバル (地域差、環境差、慣習) 視点
  5. 生活者の愁訴に対する各種の改善法の課題と対策、商品開発への応用事例
    1. 化粧行動による改善法の課題と対策 (効果感、継続性、UVケア)
    2. マッサージによる改善法の課題と対策 (肌活性、むくみ、肩こり)
    3. 香りによる改善法の課題と対策 (リラックス、疲労緩和、嗜好性)
    4. 温冷による改善法の課題と対策 (冷え性、眼精疲労、生理痛)
    5. 入浴による改善法の課題と対策 (代謝、リフレッシュ、安眠)
    6. 運動による改善法の課題と対策 (全身作用、部分痩せ)
    7. サプリメント、ホルモン療法による改善法の課題と対策 (健康維持、更年期)
  6. まとめと今後

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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