(2014年10月23日 13:00〜14:00)
首都圏に位置する弊社エリアは、常に競合他社との激しい競争があり、新しい発想、スピード経営、商品戦略、地域ネットワーク力で難局を乗り越えてきた。これから、まさに通信を中心とする大競争時代に突入しようとしている今、地域最強のメディア企業を目指すという新たな目標を掲げた弊社の取り組み例をサービス・商品戦略、コンテンツ戦略を中心にご紹介します。(2014年10月23日 14:05〜15:05)
自主放送開始から30年が経ち、地域に根差したCATV局ならではの番組と防災をはじめとする各種の情報提供について紹介します。今年2月の観測史上最高の積雪を記録した大雪災害。道路は寸断され、物流は停止状態、陸の孤島となり情報が錯乱する中、地域のCATV局としてどんな情報を発信するべきか・・。自主放送とSNSを利用して発信した情報が加入者の好評を得ました。そしてその災害を受けての行政と連携したデータ放送等をご紹介します。(2014年10月23日 15:15〜16:15)
23年ぶりのリーグ優勝を目指して大躍進の広島東洋カープ。強敵・難敵を相手に実直なプレーで戦う姿が観る人の心を熱くし、「カープ女子」という流行語ができるほど全国でファンを増やしています。カープの優勝を後押ししようと今シーズンから始めた2軍戦中継ですが、ケーブルテレビが自前でプロ野球を中継するためには、越えなければならない様々なハードルが待っていました。本講演では、カープ2軍戦中継が実現するまでの経緯や苦労、中継方法の詳細や視聴者の反応などをお伝えします。また、昨シーズンから放送を始めたマツダスタジアムからのカープ1軍ゲーム直前番組もあわせてご紹介します。(2014年10月23日 16:20〜17:00)
8月19日、2020-ICT基盤政策特別部会基本政策委員会から、『2020年代に向けた情報通信政策の在り方-世界最高レベルの情報通信基盤の更なる普及・発展に向けて-中間整理 (案) 』が公表されました。5月に、NTTより「光サービス卸」提供に関する記者発表がありましたが、本中間整理の中でも、『NTT東西が「サービス卸」を提供することにより、光回線の利用率の向上や、様々なプレーヤーとの連携による多様な新サービスの創出やイノベーションの促進が期待される。一方で、新たな事業展開に当たっては、設備競争に与える影響を含め、競争事業者との公正競争の確保に十分留意する必要があることから、NTT東西による「サービス卸」の在り方について検討することが必要となる。』等々の記述があり、光サービス卸に関する検討が進みそうです。「光サービス卸」が現実のものになれば、自前で伝送路を敷設し、事業を行うケーブルテレビ事業者/光通信事業者 (主に電力系通信子会社) 等の競争環境が激変することになります。さらに、「携帯電話の料金が高止まり」になっている状況を改善するため、SIMフリーやMVNOを推進するといわれており、ケーブルテレビ事業者の参入も期待されます。 本講演では、経営環境、競争環境の変化の中で、各地のケーブル局の取材をベースに業界の主な動きを紹介します。