1. スマートモビリティ社会、その先へ-トヨタIT開発センターの取り組み
(2014年10月21日 14:00〜15:25)
つながる機能が普及するにつれ、センサ・プローブとしてのクルマへの期待が高まり、クルマならではのビッグデータ活用、さらには、クルマの様々な機能とつながる機能を融合させることによりクルマ自体の価値を向上し、また、クルマの開発プロセスを変革することが期待されている。トヨタの取り組むスマートモビリティ社会実現の状況を紹介し、さらにその先に向けた研究開発の一端を紹介する。
- トヨタが取り組むスマートモビリティ社会
- トヨタIT開発センターのご紹介
- センターの概要、期待される領域
- スマートモビリティ社会実現のために
- スマートモビリティ実現の構成要素
- SAFETY:つながる安全・安心
- Now) 身近なITS (VICS/ETC/ITSスポット) 、路車・車車協調システム
- Future) 災害時における車車間通信の利用、車向け次世代通信技術
- COMFORT:つながる快適サービス
- Now) T-Connect、エージェント/目的地推定
- Future) 経路推定、ビッグデータ活用の高度化、外部連携・新たな開発スタイル
- ECOLOGY:環境対応
- スマートグリッド実証実験 (米インディアナ、豊田市)
- CONVENIENCE:利便性
- Now) Ha:moストレスフリーな都市交通
- Future) グルノーブル実証実験のためのシミュレーション
質疑応答/名刺交換
2. SAPのConnected Car戦略と事例紹介
(2014年10月21日 15:35〜17:00)
SAPは、日本、ドイツ、米国などのOEM各社様とConnected Carのパイロットプロジェクトを推進しています。この講演では、各プロジェクトでの取り組みに加え、そこで利用されているサービス提供プラットフォームであるSAP Automotive Cloudの提供機能や今後の提供方法などについてもご紹介します。加えて、テレマティックデータの活用ということで、マクラーレンF1チーム、ピレリ社、重機メーカーなどの事例についても、特にビッグデータ解析という側面にフォーカスしてご紹介します。
- SAP NOW
- 多くの方にERPの会社だと思われているSAPの最新の製品ポートフォリオ
- インメモリー基盤であるSAP HANA Platform
- SAP in Automotive Industry
- 自動車業界におけるSAP製品の活用状況
- Connected Carへの取り組み
- SAP Automotive Cloudのアーキテクチャ、サービス提供コンセプト
- トヨタIT開発センター様と進めている米国シリコンバレーでの
Connected Fuelingプロジェクト
- VW社と進めているドイツ・ハノーバーでのConnected Parking
プロジェクトほか
- テレマティックスデータ活用事例
- マクラーレンF1チーム
- ピレリ社 サイバーフリート
- 重機メーカー予防的故障分析 ほか
- ビッグデータ分析ソリューションの最新動向
- SAP InfiniteInsightによるビッグデータ分析の自動化アプローチご紹介
- 故障分析におけるデモ
- 質疑応答/名刺交換