自動運転・安全運転支援の最前線

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会場 開催

本セミナーでは、自動運転・安全運転支援の最前線について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

1. 自動運転と安全運転支援について

(2014年9月24日 13:00〜13:55)

国土交通省では先進技術を利用した安全運転支援システムを搭載する自動車「ASV (先進安全自動車) 」の開発・実用化・普及の促進を通じて、より高度、かつ、より広範囲な安全運転の支援を実現し、交通事故削減に大きく貢献することを目指している。本講演ではASVの取組みについて紹介するほか、現在関心が高まっている自動車の自動運転に対する国土交通省の考え方や自動運転に関する国際動向についても紹介する。

  1. 交通事故の状況と事故削減への取組み
  2. 安全運転支援システムの開発・実用化・普及の促進
  3. 自動運転と安全運転支援システムの定義
  4. 国際的な動き
  5. その他トピック
  6. 質疑応答/名刺交換

2. 次世代ITSの推進

(2014年9月24日 14:00〜14:55)

総務省では、ITSで利用される周波数の割当てや技術的条件に関する制度整備等を通じて、情報通信技術を活用したITSの実用化・普及促進を図っている。本講演ではITSにおけるこれまでの制度整備等の取り組みや、自動運転に必要となる車車間通信や79GHz帯高分解能レーダー等の最新技術について紹介するほか、国際競争力強化に向けた国際的な場での成果発表や標準化動向についても紹介する。

  1. ITSに関する政府全体の取組み
  2. ITSに関する総務省のこれまでの取組み
  3. 今後の課題及び研究開発
  4. ITS世界会議デトロイト2014 開催結果
  5. その他トピック
  6. 質疑応答/名刺交換

3. 自動車の国際基準調和について

(2014年9月24日 15:05〜16:00)

自動車の技術基準を国際調和する取組みは国連の自動車基準調和世界フォーラム (UN/ECE/WP29) で進められている。WP29では、自動車の装置等に関する型式認可の相互承認協定 (1958年協定) と自動車の世界統一基準を策定する協定 (1998年協定) を扱っており、日本はこれらの協定下で国連規則 (UN Regulation) や世界技術規則 (Global Technical Regulation) の制定、改訂作業に積極的に参加している。

  1. 国際基準調和の概要
  2. 日本の戦略としての国際基準調和
  3. 交通安全環境研究所の役割
  4. 活動の詳細
  5. 自動運転に関する基準の例
  6. 質疑応答/名刺交換

4. 高度運転支援システムのための車の自動化技術

(2014年9月24日 16:05〜17:00)

車載センサーの高度化が進み、自動ブレーキによる衝突回避支援などの商品が生まれるとともに、自動運転の開発についても各社よりアナウンスされており、近年のホットトピックとなっている。今回、漠然とした自動運転というものをドライバーとの関係から定義し、その価値を整理するとともに、トヨタの考える高度運転支援システムと自動化技術の関係について述べる。またSIP自動走行など国が主体となり進めているプロジェクトについても紹介する。

  1. 自動運転とは
  2. 自動運転技術のもたらす価値
  3. トヨタの考える高度運転支援の概要
  4. 高度運転支援と自動化技術の関係
  5. 国家プロジェクトとの連携
  6. 質疑応答/名刺交換

会場

アイビーホール 青学会館
150-0002 東京都 渋谷区 渋谷4-4-25
アイビーホール 青学会館の地図

受講料