本セミナーでは、「動画配信ビジネス調査報告書2014」から、最新概況、国内・海外の注目すべき事業者の概要と戦略、ユーザーの利用実態などを解説し、映像コンテンツ配信事業の今後について解説いたします。
(2014年9月26日 14:30〜15:40)
通信環境やデバイスの進化により、日本国内でも有料の動画配信サービスに注目が集まっている。近年、国内外の事業者により様々な動画配信サービスが開始され、パソコンやスマートデバイス、テレビ、ゲーム機など視聴環境も広がった。また、作品ごとに課金する都度課金のサービスに加え、定額料金で見放題となるSVODも普及し、好きな時間に好きな番組を視聴するといったスタイルが浸透しつつある。さらには、社会現象となったテレビ番組がVODの利用を促進したり、あるいはVODの視聴からテレビ番組や関連作品の視聴につながるといった動きも見られるようになっている。 そこで本講演では、当社が発行した「動画配信ビジネス調査報告書2014」から、最新概況、国内・海外の注目すべき事業者の概要と戦略、ユーザーの利用実態などを解説する。(2014年9月26日 15:50〜17:00)
2008年12月からサービスを開始したNHKオンデマンドは、2013年度に初めての単年度黒字を達成した。長期に渡って赤字を続けてきたNHKオンデマンドが、なぜ黒字に転換したのか?その背景には、映像コンテンツ配信事業の進化がある。通信の特性を活かした編成や提供態様の開発が、これまでの概念を超えるコンテンツの利活用をもたらしたのである。映像コンテンツ配信事業の可能性は、単なるネット番販やDVDの置き換えに留まるものではない。また、単なる伝送路の追加に留まるものでもない。放送と通信それぞれの長所を活かした、次世代の放送・通信融合とはいかなるものか?映像コンテンツ配信事業の近未来像を探る。